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築53年の小規模雑居ビルを用途変更し、シェア型複合施設に

建物全体で、「都心で暮らす」「地域につながる」「地方とつなぐ」機能をはたしています。

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課題 既存建物を活かした事業計画を組みたい

現行の法基準で建て替えると床面積の大幅な縮小になるため、オーナー様としては、既存建物を活かした事業計画を組みたいと考えていらっしゃいました。ただし、階高が低く、耐震補強で設置した鉄骨ブレースが室内にあることから、オフィス用途としては商品性が低いと考えました。また、単身世帯の増加、働き方の多様化やライフスタイルの変化といった社会背景があり、なおかつ千代田区・中央区などの都心エリアでは築年数の古いオフィスの空室が増加傾向にありました。

提案・解決方法 オフィスビルを「働く場所」から「暮らす場所」へ

オフィスとしての需要が減少したエリアで、新たに「住まい」という需要を創出する試みとして、また地方へのアクセスが良い東京駅徒歩圏に位置することから、二拠点居住などの多様な居住形態に対する受け皿として、オフィスビルを「働く場所」から「暮らす場所」へ転換させ、シェア型賃貸住宅・シェアオフィス・シェアスペースの3つの用途からなるシェア型複合施設にコンバージョンする提案を行いました。
地下一階は多様な利用目的に応えるキッチン付き多目的交流スペース、2階は固定ブース、固定デスク、フリーデスクと、ワークスタイルにあわせて自分好みのスタイルを選択できるシェアオフィス、3~8階は計54室のシェア型賃貸住宅を計画。また、9階のキッチン及びラウンジはアパートメント入居者だけでなく、オフィス入居者も時間を限定して利用できる仕組みとしました。
事務所用途から寄宿舎用途へのコンバージョンのため、法的に必要となる要件(避難・採光等)は、室内にインナーバルコニーを設置することで解決しました。

キッチン付き多目的交流スペースは、周辺企業がオフサイトミーティングや懇親の場として活用したり、行政と連携したまちづくりイベントが開催されるなど、地域とつながる機能を果たしています。シェアオフィスでは、東京駅に近い立地であることから、フリーランスや企業の他に、地方自治体が東京でのPR拠点として入居し、様々な取り組みが行われています。

建物全体で、「都心で暮らす」「地域につながる」「地方とつなぐ」機能をはたしています。

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物件概要
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  • 物件

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  • 物件所在地

    東京都千代田区内神田

  • アクセス

    JR各線「神田」駅西口まで徒歩7分、都営新宿線「小川町」駅B6出口まで徒歩4分

  • 区画面積

    350.74㎡

  • 従前用途

    事務所

  • リノベーション後用途

    シェア型複合施設

  • リノベーション年月

    2014年12月

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