一棟賃貸マンションをリノベーション改修
新築物件と同等の賃料坪単価で即日成約
プロジェクト概要
名建築を継承し、現代の職住環境へ。一棟バリューアップの体現
1986年に竣工した、レーモンド設計事務所の系譜を汲む一棟賃貸マンションの再生プロジェクトです。リビタが培ってきた一棟リノベーションのノウハウを投入し、建物の個性を活かした大規模修繕と専有部のバリューアップを実施しました。特徴としては、コロナ禍で顕在化した「職住一体」のニーズをいち早く捉え、既存の間取りを現代の生活様式に合わせて再定義しました。建物の個性を尊重しつつ、現代のライフスタイルに求められる住環境を提供することで、新築物件と同等の賃料単価での即日成約を実現。資産価値の最大化と、豊かな住まいの提供を両立させた事例です。
担当範囲
課題と解決
課題
経年によるバリューダウンと、変化する居住ニーズへの対応
竣工35年を迎え、設備の老朽化に加え、細分化された既存の間取りが現代のライフスタイルと乖離していた。特にコロナ禍を機に、住まいにワークスペースや広さを求める傾向が強まる中、特徴的な意匠を持ちながらも、機能面で「職住一体」のニーズに応えきれず、周辺の新築物件に対して競争力が低下していたことが大きな課題であった。
画一的な賃貸市場における差別化
2020年頃からの新型コロナウイルス拡大をきっかけに、住宅に求められる条件や価値観は変化し、ワークスペースの確保や広さを重視する傾向が強まった。さらに分譲マンション価格の高騰を背景にファミリータイプ賃貸への需要は高まる一方、供給は限られ、築古物件も多い。こうした中、単なる内装更新にとどまらない「付加価値」の創出が課題となっていた。
解決
共用部の刷新と、構造の利点を活かした物件の再定義
雁行型のフォルムは維持しつつ、外壁のトーンを整えることで物件を再定義しました。この形状が生む「全戸角部屋のような独立性」や「隣戸と視線が交わらないプライバシー」といった、構造上の利点を改めて価値として抽出。単なる補修にとどまらず、建物本来のポテンシャルを今の市場に合わせて整え直し、物件全体の競争力を高めた。
特徴的な「出窓」を活かしたワークススペースの創出
雁行型特有の「出窓」をワークスペースに転用するなど、既存の魅力を活かしたリノベーションを行った。既存からあえて部屋数を減らし、ゆとりあるリビングを確保することで、在宅ワークと生活を無理なく両立できる間取りに刷新。時代の変化に即応した空間設計が、新築物件と同等の賃料単価での即日成約という高い市場評価に繋がった。
物件概要
- 物件名
- 西早稲田賃貸マンションリノベーションプロジェクト(物件ページ)
- 所在地
- 東京都新宿区西早稲田3丁目
- アクセス
- 東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 徒歩7分、東京メトロ東西線「高田馬場」駅 徒歩8分
- 構造
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 敷地面積
- 2,378.52平米
- 延床面積
- 5,013.66平米
- 築年月
- 1987年7月
- 区画数
- 69戸
- 従前用途
- 共同住宅
- リノベーション後用途
- 共同住宅
- リノベーション年月
- 2022年12月