次の不動産の常識をつくろうと走り続け、 気がつけばもう20年。 でも、まだまだたくさんの叶えたい理想のある私たちは、 ここで満足なんかしません。 もう20年。いえ、まだ20年のリビタです。
( INTRODUCTION )
リノベーションと共に歩んだ20年
私たちリビタは、ただ建物を壊すのではなく
再生(リノベーション)の道を選び
今日まで一歩ずつ歩んできました。
この20年間ずっと、
変わらぬ信念を持ちながら
時代と人々の価値観の変化を見据えて
新たな物語が生まれる
「場」を創造してきました。
2005年、私たちの挑戦は
当時樹齢100年を超える
一本の桜の木を残す選択から始まりました。
建物だけでなく景観や
地域に暮らす人の想いまで
次世代につなげたいと考えたからです。
現在も桜の木を中心に人々が集い
コミュニティのシンボルとして
愛されています。
挑戦のはじまり 新たな時代の幕開け
バブル期につくられた企業寮・社宅の大量売却が起きる。
新築偏重市場、スクラップ&ビルドの常識を覆す新たな時代の幕開け。
新築でも中古でもない第三の選択肢 「一棟まるごとリノベーション」
優良な既存建物(ストック)を第三者機関による調査・診断(デューデリジェンス)の上、大規模修繕、または共用部を含む建物全体の機能・性能・デザイン性を向上させ、付加価値と資産価値を高めた個人向けの分譲マンションとして提供します。新築、中古に次ぐ「第三の選択肢」として高い評価を受け、一都三県を中心に65棟(2025年3月時点)、業界最多の企画実績を誇ります。
桜アパートメント
竣工:2005年
原点にして、すべての始まり
一棟まるごとリノベーション第一号物件
東京電力とUDSの共同プロジェクトとして始まったリビタの第一号物件は、リノベーションが一般的でなかった2005年に誕生。既存建物の性能向上に加え、専有部を自由設計としたことが高く評価され、早期完売。住み手のライフスタイルに合わせた住空間を実現。リビタ設立のきっかけとなる。
詳しく見るリノア北赤羽
竣工:2020年
工業地域に建つ元企業社宅を地域に開いた
シェアスペース付き分譲マンションへ再生
「Give and Shareする暮らし」をコンセプトに、入居者同士や地域と関わり合える多彩な共用施設を設置。地域との関係性を育みながら管理組合の活性化にも繋げた。こうした取り組みが評価され、コロナ禍においても全戸早期完売を達成。
詳しく見るSNSの普及 場もシェアする時代へ
単独世帯増加とSNS普及を背景に、人とのつながりが求められる。
2011年東日本大震災後、物理的な安全だけでなく、
精神的な支えとなるコミュニティの重要性が再認識。
独身寮や団地をリノベーション シェア型賃貸住宅「シェアプレイス」
独身寮や団地をリノベーションし、住人同士の価値観をシェアする場を提供。新しい賃貸住宅のスタンダードへ。2007年に第一号物件「シェアプレイス東戸塚」竣工。2023年には新築の大型物件「シェアプレイスHARUMI FLAG」を開業し、計30棟(2025年3月時点)の運営実績を誇ります。
THE SHARE
竣工:2011年
「仕事」「暮らし」「遊び」「情報」をシェアする
複合型の新しいシェアのカタチ
築48年の旧社員寮を住宅・オフィス・店舗からなる複合施設へと再生した、シェア型賃貸住宅のフラッグシッププロジェクト。高い塀に囲まれ閉鎖的だった建物を、耐震補強とデザインの刷新により、街に開かれた空間へと変貌。既存の面影を活かしつつ、人が集まりコミュニケーションが生まれる場に。
詳しく見るりえんと多摩平
竣工:2011年
広い敷地を備える街区の有効活用を含めた
団地リノベの先駆けプロジェクト
UR都市機構の団地再生事業として、多摩平の森の既存団地を改修。敷地内には高齢者向け住宅もあり、多世代交流できる構成が特徴。空地率86%の豊かな緑を活かし、共用ダイニングとウッドデッキを一体化させるなど、外部環境を取り込んだ空間設計を行う。地域住民との交流イベントも開催し、地域活性化にも貢献。
詳しく見るリーマンショックが加速させた 中古市場の高まり
多くの企業や投資家は保有する不動産の売却や再開発の必要に迫られる。
役割を終えた不動産の再価値化へのニーズが高まり、
既存ストックを有効活用する「ストック型社会」へ舵を切る。
オーナーニーズに合わせた 遊休不動産の「ワンストップ再生」
経済の不確実性が高まる中、不動産再生は単なる修繕や建て替えにとどまらず、社会経済の変化に合わせた「再価値化」が求められるようになりました。リビタでは企画からリーシング、管理、運営まで、オーナーごとに異なる悩みに応じて不動産に新たな価値を生み出すソリューションを提案し続けてきました。
TABLOID
竣工:2009年
遊休資産となっていた印刷会社の廃工場を
オフィス・商業施設に再生
産業経済新聞社の遊休資産活用事業として、企画から運営までをトータルプロデュース。印刷工場特有のダイナミックな空間に、オフィスや商業施設、イベントスペースを配置。無機質な湾岸エリアの可能性を広げ、創造と文化の新たな拠点を目指した。
詳しく見るBUKATSUDO
竣工:2014年
公民連携で空きテナントを
大人の部活が生まれる「街のシェアスペース」へ
横浜・みなとみらいの造船ドック跡地にある重要文化財「ドックヤードガーデン」に誕生した大人のためのシェアスペース。横浜市の推進する公民連携プロジェクトとして、リビタが事業を担った。ここでは、肩書きを外したオフィスワーカーや住民が集い、趣味や街を豊かにする活動(部活)を通じて、新たな交流と創造の場を生み出す。
詳しく見る不動産価値の再定義と 循環型社会を拓くリノベーションの拡張
リーマンショックと東日本大震災の後、不動産の価値観は大きく変化。
本質的な価値や安定した収益性だけでなく、希少性も重要な要素に。
ストック型から「循環型社会」へと、リノベーションが拓く鍵となる。
普遍的価値をそなえた マンションブランド「R100 tokyo」
世界規模の急激な社会変化を経験してきた人々は自らのライフスタイルや価値観を見つめ直す機会を得ました。R100 tokyoは、都心の緑豊かな邸宅地に位置する、100平米以上の低層マンションを厳選。希少性の高い物件をリノベーションし、販売しています。「東京を豊かに暮らす」という視点で、100年先を見据えた普遍的価値をそなえた住まいとライフスタイルを提案します。
瀬田ファースト
竣工:2013年
R100 tokyo誕生のパイロットプロジェクト
管理組合の一員となり管理面含めて再生
バブル崩壊後に適切な維持管理が行き届かなくなっていた高級集合住宅の再生。リビタはこの建物の所有者の一人となり、管理組合と協力してリノベーションを実施。普遍的な魅力を維持する仕組みを導入した上で分譲することで、かつての価値を取り戻し、人々の豊かな暮らしを支える建物へと再生した。
詳しく見るウッドヴィル麻布
竣工:2017年
築29年の外国人向け高級賃貸マンションを
庭のある分譲マンションへと再生
昭和63年築の外国人向け高級賃貸マンションを、分譲マンションへと再生。平均200㎡超の広さや緑豊かな敷地など、新築にはない魅力を活かしつつ、老朽化した配管など維持管理上の問題を解決。「新築に匹敵する性能の付加」と「既存の魅力の継承」を両立することで、今後の集合住宅改修の先駆的事例となることを目指した。
詳しく見る地域に根差す一歩 不動産の枠を超えた新市場の創造
地方では人口減少や中心市街地の空洞化などの問題が増える。
一方で、人や地域と関わることのできる宿泊施設が枯渇していた。
課題への解決策として、関係人口の創出が期待される。
地域の活動拠点となるライフスタイルホテル 「THE SHARE HOTELS」
全国各地の老朽化した遊休不動産を宿泊とシェアスペース、飲食店等からなる地域の活動拠点へ。「SHARING WITH LOCALS」をコンセプトに、地域のプレイヤーとともに地域活性を目指します。
HATCHi 金沢
竣工:2016年
築50年のオフィスビルを観光拠点に再生し
北陸の活動拠点となる宿泊施設へ
「北陸ツーリズムの発地」をコンセプトに、金沢の観光地、ひがし茶屋街にほど近い立地に位置する施設。老朽化した築50年のテナントビルを取得し、用途変更を伴うリノベーションによりホテルへ。2017年グッドデザイン賞受賞。THE SHARE HOTELSの第一号物件。
詳しく見るTSUGU 京都
竣工:2019年
築105年の登録有形文化財を含む建物を
アパレルとカフェを併設するホテルへと再生
京都三条通の築105年の歴史的建造物(辰野・片岡建築事務所設計)をリノベーションしたホテル。登録有形文化財の価値を最大限に活かし、象徴的な尖塔を望む窓や、石貼りの外観を内部に取り入れたデザインが特徴。アパレルやカフェを併設し、宿泊者専用ラウンジにはシェアキッチンも完備。
詳しく見るif design project ~茨城未来デザインプロジェクト~
実施期間:2018年-2022年
地域の持続可能な発展を支援する
関係人口創出プロジェクト
茨城県の魅力を高め、地域課題を解決する実践型デザインプロジェクト。多様な参加者が企業と共にフィールドワークを行い、課題解決の企画を立案。これにより、企画力や実行力を育み、自身の働き方や生き方を問い直すきっかけとなる。プロジェクト終了後も企画が実現されることで、関係人口創出にも繋がる。
詳しく見るニューノーマル定着に向けて 働き方はもっと自由に
2018年働き方改革関連法の成立により、多様な働き方の実現がトレンドに。
2020年新型コロナウィルス感染症拡大をきっかけに生活様式の変革が求められ、
リモートワークや副業・パラレルワークの増加など、働き方も大きく変化。
暮らしを自由にする シェアオフィスシリーズ「12」
既存建物の活用や新築物件の開発を通じて、「暮らしを自由にする」をコンセプトとしたシェアオフィス「12(ジュウニ)」の企画・運営・コンサルティングを行います。「働く」と「暮らし」をよりシームレスにした柔軟な場の在り方を提案します。
12 SHINJUKU
竣工:2018年
働く場に住まいの概念を掛け合わせた
新しいオフィスの形
新宿駅直結・バスタ新宿隣接という希少立地に誕生したシェアオフィス。リビングやキッチンを備え「暮らすように働く」をコンセプトにしたシェアオフィス「12」シリーズの第1弾として誕生。ミドルからスモールオフィス、フリーデスクまで稼働率は高く、地方との二拠点利用の企業も多数入居。新宿駅の利便性を活かし、従前より収益性の高い事業となった。
詳しく見る12 KANDA
竣工:2024年
気軽に立ち寄れる街のたまり場
「ビジネス×食」をテーマに街にひらいた複合施設
「12」シリーズ第4弾となるこの施設は、リビタとリストデベロップメントの共同開発で誕生した、オフィスと食の機能が融合したシェアオフィス。多種多様な共用スペースを提供し、利用者の交流を促進。下層階には飲食店やシェアキッチン、ギャラリーなどを配置。外部の人も気軽に立ち寄れる「街のたまり場」として、地域とのつながりを創出。
詳しく見る投資用不動産市場の活性化 築古賃貸マンションの流通量増加
築20~30年が経過した大規模修繕やバリューアップ投資を要する
賃貸マンションが市場に多数存在。一棟収益物件としての賃貸マンションにも、
リノベーションによる既存ストック再生、サステナブルな解決が求められる。
投資用リノベーション賃貸 マンションブランド「PATH」
「一棟まるごとリノベーション事業」のノウハウを賃貸マンションにも活かし、共用部の大規模修繕を実施。建物のポテンシャルを引き出すリノベーション提案や賃料アップのトラックレコードにより、一棟収益物件としての資産価値の最大化を実現するとともに、将来の資産運用に役立つリノベーション実績の見える化を達成。
PATH日本橋人形町
竣工:2022年
元サービスアパートメントを他用途転用
資産価値を高めた賃貸マンションへ
コロナ禍で需要が減少したサービスアパートメントを都市型賃貸住宅として再生。共用部の刷新に加え、個室は多様な間取りや内装で個性を反映できるよう企画。他用途転用とバリューアップを組み合わせたこのモデルは、今後増える築20〜30年の賃貸物件が抱える修繕・改修負担の課題に対した課題解決にもつながる。
詳しく見るPATH仲六郷
竣工:2023年
環境配慮型ファンドを組成
賃貸マンションの機能性と収益性を向上
築34年の賃貸マンションをリノベーションで住環境と収益性を向上。DBJグループと環境配慮型ファンドを組成、リノベーションマネージャーとしてリビタが継続的に関与することで価値向上を支え続ける仕組みを構築し、ファンドにて保有。
豊かな暮らしを目指して 進化し続けるリノベーション
省エネ基準適合義務化により、デザインや間取りの変更だけでなく、
快適性や環境性能といった住宅の本質的な価値を高めるリノベーションが重要に。
さらにはインフレで新築価格が高騰し、中古住宅シフトが本格化。
共働・共創社会へ 高付加価値リノベの融合
都心邸宅マンションを一棟または区分で取得。トップデザイナーや建築家と企画デザインを共働することで、高いデザイン性だけでなく一点ものとしての希少性を更に高めます。リノベーションマンションでは例の少ない、ZEHとBELS★★★★★認証の取得など省エネ性能を兼ね備えた、高付加価値リノベマンションへ進化を続けています。
オパス有栖川
竣工:2020-2024年
東京の邸宅マンションが実現する
本質的価値を追求した住まい
NTT都市開発と共同で南麻布の邸宅マンション複数住戸をバルク取得。様々な建築家・デザイナーを起用し、一住戸ではZEH‑Oriented基準を上回る省エネ改修を実施、リビタとして初のBELS★★★★★認証を取得。R100 tokyoのビジョンのもと、永く愛され、後世に継承される社会の財産としての邸宅を創造することを目指した。
詳しく見るディアナガーデン広尾
竣工:2024年
広尾の夜景独占
開放的なルーフバルコニーから都市と緑の調和を愉しむ
角住戸の80㎡超ルーフバルコニーから広尾・六本木の夜景を一望できる物件に、「R100 tokyo」の企画・リノベーションを施し、高価格で販売。
まだ見たことのない
新たな価値の創造を未来へ
「住む」からスタートした事業は「旅する」「働く」「遊ぶ」へ領域を広げ、
日本各地の地域へと広がってきました。
場所から街へ、街から人へ、人から環境へ。
リノベーションを通じて資源とエネルギーを循環させ、
社会が抱える課題を未来へとつなぐ、新たな解決策を生み出します。
これからの20年はどんな変化が起こるのでしょうか。
まだ訪れたことのない地域に魅力的なプロジェクトを。
社会課題を解決するための新たな事業を。
新しい暮らしのスタイルを提案していく。
街を変え、人々の暮らし方を変え、次世代の「あたりまえ」をつくる。
まだ誰も見たことのない未来を、私たちはつくり続けます。