KUMU金沢 by THE SHARE HOTELS
衰退するオフィス街を変えていく地域拠点ホテル

KUMU 金沢は、THE SHARE HOTELSのフラッグシップとなる店舗です。企画・デザインにおいて国内外のアワードでも高く評価を頂いているほか、開業以来、高い収益性をキープしています。

Good Design Award 2019
DFA Design for Asia Awards 2018 (Merit Award)
Flame Award 2018 (nominee)

ご相談はこちら
課題

石川県金沢市南町は、高度経済成長期から続いていたオフィス需要が縮小し、空室が目立つ状態が長く続いていました。このオフィスビルの売却相談があった2014年は、北陸新幹線開通が翌年に予定され、観光によって街が変わり始める機運のある時期でした。一方で延床面積850坪という規模感は、チェーンホテル等の大規模事業者にとっては収益性に乏しく、また小規模事業者にとっては相応の投資が必要となるためハードルの高い物件です。リビタが企画・プロデュース・運営するライフスタイルホテルブランド『THE SHARE HOTELS』は、こうした規模の遊休不動産をコンバージョンし有効活用するとともに、地域に新しい拠点を生み出すソリューションです。

提案・解決方法

多様な地域プレイヤーの活動拠点となる共用部を生み出すためには、レンタブルを抑えると同時に客室の収益効率を高めることが必要不可欠です。オフィスビルであった既存建物の天高を活かしたロフト等の立体的な客室のほか、畳敷きの客室により客室定員を高め、カップルからグループやファミリーまで幅広く受け入れ、高い客室単価および収益効率を実現し、事業性をバランスしました。 こうして生み出された街に開かれた1F共用部には、象徴的な天井格子がガイドとなり、様々な場所にパーティションを配置することができます。トークイベントや音楽パフォーマンス、会議利用等、様々な用途に合わせて空間を可変させることができ、多様な地域プレイヤーに利用されています。 また空間デザインにおいては、地域性を表現するにあたって、内装解体後のコンクリートの粗さを活かしたさび的空間に、茶室のディテールや現代アートを掛け合わせることで、いわゆるジャパニーズモダンとは一線を画すコンテンポラリーな空間を実現しています。

物件概要
KUMU金沢 by THE SHARE HOTELS
  • 物件

    KUMU金沢 by THE SHARE HOTELS

  • 物件所在地

    石川県金沢市上堤町2-40

  • アクセス

    JR「金沢駅」徒歩19分、タクシー8分、北鉄バス/JRバス「南町・尾山神社」徒歩1分

  • 区画面積

    敷地面積:512㎡、延床面積:2,803㎡

  • 築年月

    1972年4月

  • 従前用途

    オフィス

  • リノベーション後用途

    ホテル

  • リノベーション年月

    2017年8月

リビタのオウンドメディア
「のくらし」

のくらしは、くらしと心をアクティブにする
リビタのオウンドメディアです。
「住まい」に限らず、
「働く」「旅する」「集う」「学ぶ」など、
様々な領域への
活動を発信しています。
リビタが手がけた事例が
どの様に運営されているか、
垣間見ることができます。

のくらしサイトへ
資料ダウンロード

資料ダウンロード

施工事例をまとめた資料を
PDFで一括ダウンロードができます。

ダウンロードはこちら

お問合せ

買取やリノベーションによるバリューアップ、
事業企画提案など、お気軽にお問合せください。

お問合せはこちら