人々が街に求めるものに対して変化が訪れている昨今、これからの街の在り方として住まいでも職場でもない、誰でも訪れることができる場所の必要性を感じていた日野市。「産業創造を軸とした街のサードプレイス」の基本構想を策定し、かつての工業都市時代にあった職住近接を実現する動きが始まりました。
そして、当時UR団地再生の一環として再整備が進められていたエリアにて、これからの社会にあった働く場と地域の在り方を考えていきたいと考え『PlanT』の計画が立ち上がりました。

リビタは施設の企画・設計、管理運営を行い、更にその後『PlanT』を拠点とした地域・企業連携サポートを行いました。行政・企業・大学・市民が気軽に集える「まちのラウンジ」や、企業が市民に対してサービスや研究課題を提示できる「プロジェクトルーム」など、多様な空間を緩やかに繋ぐことで、利用者同士の偶然の出会いや発見が生まれるオープンなイノベーション環境を目指しました。
起業を考えている方向けのシェアオフィスの運営や、育成サポートプログラムの用意など、ハード・ソフト両面からの支援体制構築と運営をしました。

• 物件

  PlanT　日野市多摩平の森産業連携センター

• 物件所在地

  東京都日野市多摩平2-5-1

• アクセス

  JR中央線「豊田」駅徒歩6分

• 区画面積

  延床面積：839.39㎡

• 築年月

  2015年10月

• リノベーション後用途

  公共施設