ReBITA

老朽化した外国人向け高級賃貸を
分譲マンションへ再生

ウッドヴィル麻布
東京都港区

プロジェクト概要

資産価値を守り、邸宅の魅力を継承する高級住宅リノベーション

ヴィンテージマンションと言われた昭和63年築の外国人向け高級賃貸マンションをリノベーションにより、分譲マンションへと再生した「ウッドヴィル麻布」。 平均住戸面積200㎡を超える広さから、緑に囲まれたゆとりある敷地構成、日本の趣を感じさせるデザインまで、昨今の新築物件には無い魅力で国内外の富裕層から高く評価されていました。しかし同時に、老朽化したスラブ下配管など、維持管理上の課題も抱えていました。 既存建物の優れた点を継承しつつ、新築に匹敵する性能を付加するリノベーションを実施することで、BELS取得の高い省エネ性能を実現。日本における既存住宅ストック活用のモデルケースとして、今後の集合住宅改修手法の先駆的な事例を目指したプロジェクトです。

担当範囲

#企画・プロデュース
#プロジェクトマネジメント

課題と解決

課題

( 01 )

性能とデザインの両立

老朽化や性能不足が進む既存住宅は、活用手法が十分に確立されておらず、資産価値や地域景観を損なうリスクがあった。特に地域に調和した高級住宅では、設備更新や断熱性能向上、設計思想の継承など、性能とデザインを両立させながら再生することが課題となり、持続可能な運営モデルの構築が求められていた。

解決

( 01 )

邸宅の価値を守りながら暮らしを再生

植栽を抜けるアプローチ、平均約200㎡の専有面積、約7割の住戸に専用庭やルーフバルコニーを持つ建物構成を活かして、「住まいには庭があるべき」という設計思想を継承。邸宅特有の価値を守りつつ、アプローチやエントランスなど随所に“本質”を追求したリノベーションを実施。既存躯体やインフラを丁寧に見直し、排水・断熱性は改善。一邸ごとの住戸特徴に合わせた暮らしを提案。

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物件概要

物件名
ウッドヴィル麻布
所在地
東京都港区西麻布四丁目
アクセス
東京メトロ日比谷線「広尾駅」徒歩10分
東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩13分
都営大江戸線「六本木駅」徒歩13分
構造
鉄筋コンクリート造(RC造)
敷地面積
3,106.62平米
延床面積
8,388.94平米
築年月
1988年8月
区画数
28戸
従前用途
共同住宅
リノベーション後用途
共同住宅
リノベーション年月
2017年1月
設計者
設計・監理/南條設計室
共用部・コンセプトルーム デザイン監修/横堀建築設計事務所
施工/共用部:ケーアンドイー 専有部:翔洋

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