デベロッパーとの協業で社会問題を解決
Well-Blend板橋大山
東京都板橋区

プロジェクト概要
入居者や地域住民の「居場所が混ざり合う暮らし」を提案
日鉄興和不動産株式会社との協業プロジェクト第2弾として、入居者が建物内外で自分の「居場所」を持てる暮らしをコンセプトに新築で開発された賃貸住宅です。入居者が共用部を自分の居場所と感じられるよう、温かみのあるオーク材やファブリックの家具を採用し、安心感と心地よさを追求しています。
また、本物件2階にはSOL’S COFFEEが運営する、『SOL’S COFFEE APARTMENT』が出店。入居者のみならず地域住民の方も利用可能なため、誰にとっても居心地がよく、行きつけとなるような空間を目指しました。
担当範囲
#企画・プロデュース
#プロジェクトマネジメント
#運営
課題と解決
課題

( 01 )
コロナ禍における単身者の心身の健康
コロナ禍により、ワンルームマンションで暮らす単身者の心身の健康悪化が社会問題となっていた。孤立感の増加による精神的負担の高まりや、テレワークの普及による仕事と生活の境界の曖昧化により、オンオフの切り替えが困難に。さらに、単調な住環境が気分転換を妨げ、ストレスの蓄積や健康悪化を引き起こしていた。
解決

( 01 )
気分やシーンに合わせて「居場所」を選択できる暮らしを提案
水回り付きの専有部(ワンルーム)に加え、ラウンジやワーキングスペースなどの共用部と、外部パートナーが運営するカフェを併設。物件内に機能の異なる複数の共用部・スペースがあることで、入居者はその時の気分やシーンに合わせて「居場所」を選択でき、ワンルームでの暮らしが拡張されることを目指した。
( 02 )
地域住民のウェルネスな暮らしを支える場所
2階のカフェは入居者だけでなく、地域住民も利用可能な施設として、入居者と地域住民のゆるやかな繋がりを生みだす場をつくった。蔵前・浅草橋などに4店舗を構えるロースタリー『SOL’S COFFEE』が、初めて賃貸住宅内に出店し、「毎日飲んでもからだに優しいコーヒー」というコンセプトのもと、コーヒーが身近にあるウェルネスな暮らしを提供している。





物件概要
- 物件名
- Well-Blend板橋大山(公式HP)
- 所在地
- 東京都板橋区熊野町25-1
- アクセス
- 東武東上線「大山」駅徒歩10分
東武東上線「下板橋」駅徒歩10分
都営三田線「板橋区役所前」駅徒歩11分 - 構造
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 敷地面積
- 446.38平米
- 延床面積
- 2948.55平米
- 築年月
- 2023年3月(新築)
- 部屋数
- 116室
- 用途
- 共同住宅 / 食堂
- 開業日
- 2023年3月
- 事業主
- 日鉄興和不動産株式会社
- デザイン監修
- 株式会社芦沢啓治建築設計事務所