ReBITA

地方都市の駅前活性化を目指す交流拠点

MOYORe:
新潟市中央区

プロジェクト概要

駅を交通の拠点から、暮らしのプラットフォームへ

「MOYORe:」は、新潟の駅と街を繋ぐ新しい交流拠点として、地域の活性化と関係人口創出を目指したプロジェクトです。JR東日本シティクリエイト株式会社さまからご依頼いただき、基本構想、企画、施設運営業務を一貫して担当しました。新潟の豊かな食文化や職人の技を活かし、地域住民や訪問者が気軽に利用できるシェアキッチンやアトリエ、ホール、スタジオをはじめ、ワークラウンジやミーティングルーム、コーヒースタンドなど、多機能なスペースを提供します。これにより、ビジネス、カルチャー、学び、交流など、あらゆる目的で訪れることができる「最寄りの駅」としての役割を果たすことを目指しています。

※契約期間満了に伴い、2025年3月に運営管理業務を終了いたしました。

担当範囲

#コンサルティング
#運営

課題と解決

課題

( 01 )

歴史と機能が交錯する新潟市中心部の分断

新潟市中心部は、花街文化や旧豪商の邸宅が残る古町地区、全国展開の商業施設が集まる万代地区、そして再開発が進み都市機能が集約されつつある新潟駅周辺地区と、歴史や役割の異なるエリアに分かれています。これらのエリアはそれぞれ独自の魅力を持ちながらも、性格の違いゆえに街全体のつながりを欠き、都市としての一体感に課題を抱えていました。

( 02 )

通過点となっていた駅の滞在価値

車社会が主流の地方都市において、駅は単なる移動の通過点となり、目的地としての機能が希薄だった。再開発を控える中で、駅前に買い物や食事以外の理由でも人が集い、滞在・交流できる場とすることが求められていた。

 

解決

( 01 )

駅を「目的地」に変える、多様な交流と発信の場づくり

通過点となっていた駅に、人々が滞在し、出会い、つながるきっかけを創出するため、「あそぶ・まなぶ・はたらく」をテーマにした多機能な交流拠点を整備。シェアキッチンやアトリエ、ホール、スタジオ、ポップアップスペース、ワークラウンジなどを通じて、地域住民からビジネスパーソンまで幅広い層が集える場を駅直結の立地に展開。

( 02 )

地域プレイヤーと協業した様々なコンテンツ企画・運営

新潟県内外の多様な地域プレイヤーとのネットワークを活かし、イベントや企画を協業で運営。4年間で137回のイベントを開催し、県内外から218名のゲストを招聘、累計2,460名が参加するなど、地域を越えた交流を育んだ。これにより、駅が人と文化の交差点として機能し、分断されたエリアをつなぐ新たなハブとしての役割を果たし始めています。

 

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物件概要

物件名
あそぶ・まなぶ・はたらく みんなの駅の交流拠点 MOYORe: (公式HP)
所在地
新潟県新潟市中央区花園1-1-21 CoCoLo南館1F
アクセス
JR新潟駅直結
用途
店舗
開業日
2020年9月
クライアント
JR東日本シティクリエイト株式会社

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