都心型の小型シェアで体験を自分投資する住まい

地下に変電設備を抱えるという課題と向き合いながら、充実した共用部分をポテンシャルと捉えて再生したシェア型賃貸住宅です。ターゲットは近隣で働く会社員。コンセプトは「自分投資」＋「都心に住む」＝SYNC。都心らしさを体現する洗練されたデザインに加え、入居者が快適に過ごせるラウンジや屋外空間を備えた、“自分らしく暮らす”ための住まいを目指しました。
従前は8戸のファミリー向け企業寮だった建物を、23戸に割り直してリノベーション。地下に変電設備があるという課題に対し、振動や騒音の影響が懸念される1階には住戸を設けず、ラウンジなどのシェアスペースとして計画しました。また、定期的に長期間のメンテナンスが必要な外構部分には、解体・復旧が可能なウッドデッキを設置。通常時は入居者に開放することで、港区でありながら開放的な空間があることをこの物件の強みとしています。