【団地リノベ　Part2】Vol.2家具入りました。

現場レポート

2012.09.21

こんにちは。ReBITAのワタナベです。
徐々に秋の虫も鳴き始めてきましたが、まだまだ残暑が続いております。
もう少し夏を楽しんでいきましょう。

さて、先日お届けしました下記の記事では、団地リノベPart2としてS邸の竣工時写真をお届けしました。
いわゆる「工事が終わった」状態でしたが、今回は、お引越しをされてから「家具が入ってこんな暮らしをしています！」という状態を、S様のご感想と一緒にお届けします。

【団地リノベ Part.2】Vol.1はコチラから

先日、お邪魔させて頂いたとき、かねてからお話に聞いていた「赤い冷蔵庫」にやっと出会えました。すっぽりとキッチンに納まっていて、「完成したキッチン」を拝むことができ、とてもうれしく思いました。

それではS様より、物件探しからお引越しまでの経験談も伺っていますので、合わせてご覧ください。

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＜物件探しをしていて、優先したこと・苦労したことはありましたか？＞

働きながら子どもを育てているので、実家のサポートを得ることが多く、「小学校からおばあちゃん家に歩いて帰れる」エリアで物件を探していました。
しかし、探しているエリアはほとんどが戸建てでマンションがなく、・・半ばあきらめかけていました。

「団地」という選択肢もあるよと、コーディネーターさんに提案され、「じゃあ、一度見てみようか」と見学してみたら・・・！
環境の良さと、立地、リーズナブルな価格・・そして「なつかしさ」に魅了されました。

＜設計を始めるまでに準備してきたこと・リノベに期待していたことはありましたか？＞

わりと、とんとん拍子に物件が決まり設計に入っていたので、準備する時間はありませんでした。
ただ、そもそも物件が古いので内装を「全く新しくする」事はせず、うまくレトロ感を表現できたら・・と考えていました。

私自身、生まれてから20過ぎまで団地で育ったので、冬は寒い（すきま風？）とか、結露がすごいとかが予想できました。なので、絶対に窓側の断熱や、2重サッシを使用して住みやすくしよう！と考えていました。
また、給湯器はできたら使いやすいように替えられればいいなと思い、設計士さんに考えてもらいました。

こちらが2重サッシの写真です。既存の窓に規格を合わせて作成していただきました。

＜設計者との打ち合わせで楽しかったこと、たいへんだったこと＞

「どんな家にしたいか」全然考えがまとまらず、うまく伝えられず、設計士さんを困らせてしまった（すみません・・）　
本屋に毎日のように寄って、「こんな風にしたい」と思う参考になる本を探しました。

何となく、全体のイメージができてきた頃、設計士さんが模型を造ってくれました。
おかげで、家具の高さや、配置、色の使い方などとても想像しやすく、スムーズにすすみました。

物件が古いため、電気容量や給湯システムの制約に苦労しました。電力会社の窓口まで相談したり・・・諦めたところもあるけど、電化製品を新しくしたり、使い方を工夫することで、現在そんなに不便なことはありません。

＜お引渡し時の心境・リノベーション後のお部屋をみての率直な感想＞

いろいろあったのに、よく工期内に竣工したな～と思いました。（笑）
「この日までに引っ越ししたい」という要望に、見事に調整頂いてありがたかったです。
どんな毎日になるか、とてもワクワクしました。

「自分の部屋ができた」と、娘もとても嬉しそうでした。

＜お引越しをしてから、暮らしのなかで「今まで」と変わったところはありますか？＞

よく掃除をするようになった（笑）
以前は、おばあちゃんの家に泊まることが多かったが、娘が「うちに帰ろう」といってうちに居たがるようになりました。

また、寝室を、窓側にしたことで、「朝日を浴びて」よく起きられるようになりました。

＜最後に、団地での暮らしはいかがですか？＞

敷地がとても広くて、緑がいっぱいです。隣の棟との間隔も十分で、提供公園もあって、娘がひとりで公園にいっても、ベランダから見ていられるのでとても安心です。

また、とっても風通しがいいんです♪
以前住んでいたお部屋は、廊下に面した部屋を寝室にしていたため、夜、隣の人の足音が気になっていましたが、団地は２戸１個の階段なので、とてもぜいたくです～

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以上、S様からの実体験に基づいたコメントと、家具の入ったお部屋の写真でした。

このように、ご感想を聞く瞬間は、とっても緊張しますが、完成したお宅へお邪魔し、今まで一緒に思い描いていたお部屋が見られること、またそこで生活しているところを拝見できることは、本当にうれしい瞬間です。
S様ご家族、ほんとうにありがとうございました。