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2017.09.29
こんにちは。リノサポコンサルタントのイイダです。
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最近自転車を買って、休日は街を疾走しています。
ときには輪行をして、将来住むならこんなところもいいかな~と、考えたりも。

住まいを探し始めるとき、街選びを重視される方も多くいらっしゃいますよね?
今回はそんな街選びの一つのポイントにされている方も多いであろう、育児環境についての特集です。

①気になる待機児童数。どうやって考える?

特に共働き世帯の方々が気にされる、待機児童数。復職したくてもお子様を預けられないなどの問題で、家計のバランスがくずれるなんてことも。お子様がいる世帯、これから新しい家族がほしいというご夫婦は要チェックな事項かと思います。

東京都のデータから、今年(2017年4月1日)の状況をまとめてみました。
ワースト1位は昨年に引き続き世田谷区(東京62市町村区中)。続く10位までが以下になります。


1位の世田谷区の人数は圧倒的に多いものの、昨年から大きく減少しています。他の9区には見られない大きなポイントですね。
決して申込者が減ったわけではないんです。
区が平成28年度中に定員拡充に取り組み、入園申込者数は昨年から241名増加したものの、待機児童数は減少したのです。今後もさらによくなっていく可能性が十分に期待できる結果です。

他にも、前年比で大きく待機児童数が減った区があります。

いずれも行政が力を入れ、待機児童を減らして両親の復職を支援する取り組みを実施しています。
単年の結果を見るのも大切ですが、長く住まうことを考えると”将来的に良くなっていくのか?”も見極めていきたいですね。

行政による違いが少し見えてきたところで、育児・教育の支援体制も見てみましょう!
 
②使える施設やサービスにも大きな差があるんです!

待機児童数に対する対策に見られるように、各行政によってサービスや利用できる施設が違います。
ここからは特徴的なサービスに絞って、”イイダ的”おすすめ行政区を4つをご紹介します。
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■千代田区
誕生準備手当(妊娠第20週~1歳までの妊産婦に一律4万5,000円)、特定不妊治療助成(最高12万5,000円上限)といった誕生前からの支援に加え、ベビーシッターを利用した際の半額を支援する仕組みがあります(年間4万円上限)。待機児童数は昨年に続き0人というポイントも好評価。
「富士見みらい館」は、区民であれば大人400円/小中学生200円で利用できるレジャー施設で、休日も万全です。
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■港区
出産費用の助成(60万円まで)、特定不妊治療助成(1年度あたり30万円・通算5年)と手厚い支援があるほか、兄(姉)と同じ保育園に入園した第2子以降の保育料が無料になる制度は23区で初めての取り組みです。
仮に4万円/月の保育料が無料になったのだとしたら、住宅ローンに換算すると約1,500万円(※都市銀行金利0.625%、35年返済、元利均等返済の場合)もの物件価格とトレードオフになるのです。つまり、お子さんが2人いるご家庭だと、他の区の4,000万円の物件と5,500万円の物件を買ったときの毎月の家計簿の支出額はほぼ同額になるということも考えられます、、というのは少し大袈裟でした。失礼しました。もちろん、保育園に通っている期間中のみのお話しですので要注意ですが、良い物件と巡り合うための考え方として、保険や保育料などをはじめとした家計に占めるランニングコストを見直すというのも一つの手段なので、触れてみました。
公園は芝公園が代表的ですが、港区には児童公園が多くあることもポイントです。
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■北区
子育てにっこりパスポート(協賛店で提示すると割引・特典サービス)、育児の悩みを共有できる「ノーバディズ・パーフェクト・プログラム」や、イクメン講座、イクじいイクばあ講座といったユニークな支援が特徴的です。また、上記の千代田区と北区は「子供医療費助成金」の対象年齢が高校3年生までと、他の区の中学3年生までより長いのも嬉しいポイントですね。
北区は高齢化が加速度的に進んだこともあり、スピード感のある対策がなされました。待機児童数の減少も、その効果のひとつです。
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■練馬区
子育てスタート応援券制度では、1歳未満の子どもがいる家庭に限り、家事応援券(育児支援ヘルパー事業)と育児応援券(ファミリーサポート事業)を無料で提供、第3子誕生祝金(第3子以降1人につき20万円)という支援のほか、「ぴよぴよ・民設子育てのひろば」という0~3歳の乳幼児とその保護者を対象とした施設では有資格者との相談ができます。
石神井公園、光が丘公園という大きな公園も魅力的ですね。
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販売中の物件情報はこちらよりご覧ください。/
https://www.rebita.co.jp/new/
 
以上になりますが、ここで挙げた制度はほんの一部分。
他の市町村区も含め、気になる区の制度はHPで是非確認してみてください。

他にも、大通りの交通量や横断歩道が整備されているか、ベビーカーの押せる歩道があるか、ガードレールがあるか、なども大切なポイント。
さらに、幼児教育だけでなく公立の小中学校も見ておきたいところですね。
街の下見や、物件の内見の際にチェックしてみてはいかがでしょうか。

イイダの普段携わっているサービス「リノサポ」では、リノベーションのコンサルティングだけではなく、街選びや物件探し、資金計画もご提案しています。
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