リノサポブログ

現場レポート

2012.03.01
【団地リノベ】beforeの写真はこちらでみれます。
▼vol.1はじまりました。
▼vol.2スケルトンになりました。

 
こんにちは、ReBITAのタナカです。「団地を買って、リノベーション」、先週末はお引渡しでした。
約2ヶ月の工事を行い、設計検査・リビタ検査・施主検査など沢山の検査を行いやっと完成。
お客さまにとっては、これから新しいくらしがはじまる、大切な1日。わたしたちにとっては門出を祝う嬉しい日であるとともに、共に過ごした家づくりの日々が終わるすこしだけ寂しい日でもあります。
「家具が入ったら、また写真を撮らせてくださいねー」とお別れしたものの、早くまた会いに行きたいなぁと今から楽しみにしています。Sさまご夫婦がどんな風に暮らしを実現されるかはそのときにまたお届けできるかと思いますが、まずは一旦完成したお部屋の写真を!

キッチンの部分は床を一段下げています。ダイニングテーブルに座ると、調理をする人とちょうど目線があうような工夫です。キッチンとレンジフードはオーダーメイドで制作しています。窓の外にはほのぼのした団地の風景が。
     
 
四角いタイルのような天井は、実は既存の断熱材。今回はあえてこの断熱材を再利用し、塗装をしています。間仕切壁があった部分には断熱材がついていないので、その隙間を利用してライティングレールを通しています。設計者指示のもと、現場監督が照明をつけてくれました。
 

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フローリングは、ウォールナットの複合フローリングを。表面2mmが無垢材になっているので素足で歩くととても気持ちがいいです。おおきな引戸は壁のように見せています。
 
 

   danchi008.jpg
浴室はタイル貼りの在来工法。団地などの築古建物の場合には、浴室のスペースがコンクリートなどで囲まれてしまっていて、お風呂が大きくできないこともあります。今回もそうだったのですが、ガラスの扉と明るいタイルで少しでも広く感じるようにつくっています。船舶照明もよい雰囲気です。

バルコニーにはウッドデッキを。室内と続きのように見せることで、お部屋が広く感じます。大規模修繕のときには移動できるように、3分割にしてもらいました。

もともとは小さな玄関でしたが、照明を仕込んだニッチと、土間のような広々した玄関にしました。
   
 

 
将来の子供べや。団地の間仕切壁は、コンクリートブロックでできていることもあります。
構造的には壊すことができることが多いのですが、今回は壁を壊さずにスペースを再利用。
 
団地のほのぼのした雰囲気は伝わりましたか?これから少しずつインテリアを増やしたり、ご家族が増えてお部屋の使い方が更新されたり、楽しい団地ライフを過ごされることでしょう。

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(おまけ)お引渡のあとは、担当設計者・現場監督も含めてみなでお寿司でお祝いさせていただきました。

Special thanks  S様ご家族・ETLA Design・ヨシナガ工業

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