食関係の仕事や、毎週のようにゲストを招いてホームパーティをする家族にとって、キッチンは大切な場所です。キッチンを、料理する場所に限定せずに、人が集まって楽しむ”住まいの中心”と捉えてプランニングをする提案です。

東京都世田谷区にあるIさんご夫妻は、休日に自宅で料理教室やホームパーティを開催するなど、人を家に招く暮らしが生活の中心になっています。そんなIさんご夫妻がつくったのが、玄関を開けてすぐに、キッチンと一つに繋がった5m超のダイニングテーブルがあるという住まい。キッチンの用途を限定せず面積を広く取ることで、そのスペースは料理教室のスタジオになり、友だちとの社交場になり、個展を開催するギャラリーにもなる……キッチンという本来の役割を越えた空間がつくれます。

千葉県船橋市のFさんご夫妻は、住まいの中心に、窓と並行してあつらえた4.5mのダイニングテーブルをつくりました。景観も日当たりも良い、住まいの最も贅沢な場所にダイニングテーブルを置くという思い切ったプランは、多くのゲストを招いてリラックスして食事を楽しむ場所として、家族が家にいるときの多くの時間をすごす場所として、コミュニケーションの中心にキッチンがある暮らしを実現しています。

食べることが好きな家族にとって、共通の趣味を持つ仲間たちとの時間は大切なもの。住まいの中心に置いたキッチンは、そんな仲間たちとのコミュニティを、さらに楽しく・大きくする役割を担ってくれます。