BLOG ヒト・コト・シゴト

  • 「住みたいまち」と「買えるまち」は違う?住むまちを探す方法について

    リノサポ

    「住みたいまち」と「買えるまち」は違う?住むまちを探す方法について

    こんにちは、リノサポコンサルタント山田笑子です。 我が家は、結婚2年目の共働き。最近は「家を買うこと」と「猫と暮らすこと」の話題でもちきりです。この2大テーマについて夫婦での話し合いは尽ることなく、「家を買う=所有すること」の考えること・決めることの多さを身をもって痛感しております。 物件を検索すると東京都だけでも新築・中古含め4万件以上の物件がでてきます。 それらをひとつひとつ見ていくことは時間がいくらあっても足りません。 みなさんはいかがでしょう? 今回は、漠然と膨大な量から物件を探されている方におすすめの内容です。 家探しをする際には「予算」「エリア」「広さ」から考えるのが一般的ですが、大切なのは「したい暮らし」「過ごし方」を想像することです。 予算と広さが決まっていれば、「買えるまち」は絞られます。ですが、そこは「住みたいまち」ですか? では、「住みたいまち」をどう決めていくか。 ここではコンサルタント飯田が担当し、実際にまち選びをされたお客様の「決め方」の実体験をもとに「したい暮らし」からまちを選ぶ方法を紹介します。 住みたいまちの決め方は人それぞれ。人の数だけ、家族の数だけ、優先順位や決めるポイントがあると思いますので、参考にしていただけると嬉しいです。 【20代ご夫婦タマ様(仮称)まち選び】 ご出身が東京都内ではないおふたり。当時、小田急線沿線の世田谷区内に数年お住まいでした。お住まいのまちを気に入ってはいるけれど、賃貸を更新してまで住み続けるほどでもなく、更新するくらいなら購入を検討してみようと不動産を所有するために物件探しを始められました。  飯田とタマ様、こんな順番で考えました。 ①「したい暮らし」を考える リノサポの個別相談ではお客様のご希望されているエリアとその理由をおうかがいしています。 ご希望のエリアがなくても、勤務地は?よくお買い物をするまちは?休日はどんな過ごし方?など教えていただきます。いつもの暮らしを振り返ってみると、実はいくつかのまちが浮かび上がってくるものです。 「通勤には千代田線が便利だなぁ」 「東横線はイメージがいいから住んでみたいかも!」 「大型ショッピングセンターのある街も便利だけど、商店街の方が好き」 「休日は大きな街に出かけるよりも家にいることが多いよね。」 いろいろと暮らしのイメージがでてきました。 次に、好きなまちの好きな理由を考えてみましょう。 ②好きな理由から必要な要素を見つける 「買えるまち」が「住みたいまち」ですか?という問いをしましたが、 「住みたいまち」が「買えるまち」ではない場合もあります。 そこで、好きなまちの好きな理由を知るために、好きを分解してみました。 「お店の人とも距離が近くて、人のぬくもりを感じられるような、比較的規模が小さいお店が近くにあるといいね。」 「地元の雰囲気に似ているとどこか懐かしくて居心地がいいね。」 住んだことがなくても、この要素があるまちは、「好きなまち」に近づきますね。 タマ様の「自分たちの住みたいまち」が少しずつ見えてきました。 ③実際に内見しながらまちも散策 お客様の想いを汲み取り、整理をしたリノサポコンサルタント飯田が、お客様の「将来したい暮らし」と物件価格、工事費の組み立て、月々の支払いなどおふたりに合った資金計画を提案。 ご希望の広さ等も踏まえて条件に合う町屋と日吉の2つのまちといくつかの物件を提案致しました。 そして実際に内見へ。 物件を見る道すがら、少し時間をとって実際にまちの散策もしていただきました。 「好き」や「心地よさ」を分解して考えてみたことで自分たちの「したい暮らし」が見えてきて、次のステップに進むための判断もできるようになりました。 ここで「好き」という感覚と、他諸条件とどう折り合いをつけるかも重要なポイントです。何を優先にするかはそれぞれ違って当然です。 ④条件を整理してアップデート 町屋が好印象だったタマ様は更に町屋エリアで物件探しを進めることに。 まちが絞られてきたことで、物件購入に対してのリアリティも高まってきました。将来の生活に改めて想いを巡らせたタマ様。新たな想いが芽生えました。 「将来、猫を飼いたい」 ペットとも暮らせることが条件に加わりましたが、タマ様の求めていた諸条件を考慮すると、町屋だけでは物件数が限られてしまうことがわかりました。 そこでコンサルタント飯田が北綾瀬までエリアを広げる提案をしました。 改めて北綾瀬でも内見とあわせて、まちの散策をしていただきました。エリアが変われど、やることは変わらず。おふたりがこれから住んでいく場所にイメージを膨らませていただきます。 「普段の買い物はこのスーパーが便利そう」 「公園が多くて緑も多いし、ゆったりした街だね」 想像しながら内見とまち歩きを繰り返すことで、おふたりの「したい暮らし」のイメージが徐々に鮮明になってきました。おふたりが「したい暮らし」をするための、ポイントをつかまれたようです。 ⑤行政やまちの動向も調べてみる 北綾瀬駅というと、これまでは綾瀬駅から一駅だけ乗り換えなければならない駅でしたが、現在延伸工事が行われていて、始発駅となります。 また北千住駅エリアは、近年新たに複数の大学誘致がされており”教育の場”としての一面を持つようになりました。 これまでの飲み屋街と新しいお店が入り混じり、魅力的な猥雑感・ごちゃごちゃ感のある街並みもうまれているようです。ちなみに、公立小学校の給食がおいしくなって食べ残しも減ったとか。 こんな風にエリアの最近の動向を調べたり、行政のホームページを確認して、コンサルタントとおふたりとのコミュニケーションも深めていきます。 (大切な家さがしなのでパートナーは重要です!) そして、 ついにおふたりの住みたい物件が見つかりました! エリアを拡げたことで、結果的におふたりにとって条件の良い物件を選ぶことが出来ました。 トイレや浴室などの衛生設備は既存利用が出来る状態だったので、工事費にも少し余裕が出ました。 そんなわけで、タマ様は当初あまり知らなかったまちで居を構えることになりました。 おふたりのように馴染みのないまちやエリアでのまち歩きはもちろんですが、知っている場所も実際に歩いてみるのがポイントです。 普段は目に留めないバス停の行先や時刻表を見てみたり、どんな場所に人通りや車通りがあるのかわかったり、学生が多いのかファミリーが多いのか、歩いてみて感じるまちの雰囲気や新たな発見がたくさんあります。インターネットではまちの紹介コラム、行政施設やお店などにはフリーペーパーが置いてあることも増えましたので是非読んでみてください。 今回は、住みたいまち・暮らしのイメージからのまち選びについてお話してきましたが、物件に満点はありません。 私自身も家探しをしながら都度条件のアップデートを重ね、夫婦お互いの重要な点と妥協できるポイントを見つけていきました。ふたりの意見をまとめるために下のようなシートを利用して数値化することもしました。 物件のあるエリアやまちをとにかく歩いてみて、その際には目当ての物件だけでなく、予算に当てはまっていなくとも周辺の他マンションの立地や外観・管理状況も見ていました。 どんな暮らしをしたいか、求めるもの・大切にしたいものからエリアを導き出す方法を、こちらでも紹介しています。 自分の希望を視える化して整理が出来るのでオススメです。 「リノベ塾 まち選び編」 いかがでしたでしょうか。 私自身も我が家の物件については、家族での暮らしのシーン、ちょっとした日常生活の断片をイメージしながら紆余曲折、考え抜きました。 (この陽だまりでネコたちがお昼寝するだろうな、とか、雨がひどい日はこのバスに乗ろう、とか。) 日々いくつもの物件を見ているコンサルタントであるからこそなのか、数多ある条件から、住みたいエリアと買えるエリアの折り合いもなかなかつけられず、当初は複数エリアで探していましたが、調べることや確認することも多く物件探しにかかるエネルギーも多大だったように思います。 そこでやはり、第三者としての目線や、自分たちの想いをひきだし、それにあったまちや物件の提案をしてくれたり、一緒に考えてくれるコンサルタントの存在の重要性を再確認しました。 私たちは、お客様が好きだと思えるまちや家で、ご家族の歴史を積み重ねてもらいたい。まちのこと、家のことを好きになってもらいたいと考えています。 コンサルタントは、お客様の想いやご希望を都度おうかがいしながらお客様・ご家族にとって最適な提案を繰り返せるよう一緒に考え、提案いたします。 数多くの選択肢から果たして見つけられるのだろうか、と不安になっても大丈夫です。 きっと好きなまち、家に出会えますよ。 是非お気軽にお声かけください。 一緒にまちのこと、これからの暮らしのことを考えてみませんか? と、その前に、「我が家の資金計画は?」を知りたい方はコチラから。 中古+リノベ経験者のコンサルタントが語る 「いまの家賃から組み立てる、家の購入費用」について 理想の暮らしを叶える4つのポイントはコチラから、 「個別相談の前に」    

    続きを読む

  • 【住まいと教育】子供の宿題、どこでやる?

    リノサポ

    【住まいと教育】子供の宿題、どこでやる?

    こんにちは!リノサポコンサルタントのイイダです。 突然ですが、みなさんは宿題や受験勉強はどこでやっていましたか? 私は学年が上がるにつれて、居間→自室→学習塾→地域図書館、と推移した記憶があります。 大学受験の勉強をしていた公立図書館が、ほどよい雑音もあってか一番集中できました。逆に、静かで色んなものがある自室では気が散っていました。 物件探しやリノベーションのお手伝いしている中で、出産を控えていたり、小さなお子様がいて「手狭になるから、より広い家を購入したい!」というきっかけの方は少なくありません。 まさに、これから育児や教育について考えていく方々ですね。 そんな方々と住まいづくりをしていく中で、「住まいづくりと育児や教育って、切っても切れない関係なのでは、、、?」と思うようになりました。 タイトルにもしました「宿題どこでやる?」問題。 最近では、”リビングで学習をしていた子供に、成績上位者が多い”という記事をよく目にします。 また、誰もいない部屋など静かな環境よりも適度な雑音があった方が勉強効率が上がるという研究結果もでています。周囲の音をシャットアウトしようとする分、目の前に意識が集中できるとのことらしいです。 (四十万靖、渡邊朗子 『頭のよい子が育つ家』 (2006年、日経BP社)でも紹介されているので、是非チェックしてみてください。) 住まいづくりにおいても、宿題は「リビング」でやる。のが私のおすすめです。 今回はこの「リビング学習」を糸口に、「住まいづくり」とその前の「物件探し」まで紐解いていきたいと思います。   まずは、”子供部屋の在り方”を考えてみましょう。 子供部屋というと学習机とベッドが置ける+αようなイメージされる方が多いかと思います。しかし勉強効率の高くなる『リビング学習』を選択した場合、子供室に必要なのは最低限寝ることのできる広さだけです。 新たに学習机を買う必要もなければ、そのスペースを用意する必要もありませんよね。 また、リビング学習の場合、家事をしているときも子供が目の届く場所にいる時間が増えて、お互いに安心できたりコミュニケーションが多くなることも良い点です。 近くにいることで疑問や質問に答えて一緒に考えてあげることもできます。親子で「考える練習」をすることで、勉強だけでなく、お子さんが興味のあることや抱える悩みなどについて話す時間も増やせそうです。 そして、リビングでの家族みんなの活動が重なる時間が増え、個々の孤立した空間が減り、その重なりの分だけお部屋全体の必要面積も小さくなってきます。 例えば、お子さんが2人いるご家庭で2部屋とも6帖、そして夫婦の主寝室は8帖とるとその面積だけで約32.4㎡にもなります。 一方で子ども部屋を2部屋それぞれ3.5帖ずつ、主寝室は5帖で3帖分のファミリークローゼットを設けたとします。そうするとその面積分で約24.3㎡。 これだけでも8㎡程度の面積が不要になり、探すエリアによっては500~700万円ほどの予算削減にもつながります。 物件の価格は、立地、広さ、築年数などの条件から決まります。 「必要面積が小さくて済む」のであれば、  ①同じ予算で、より条件のいい物件  ②同じ条件で、より安い物件 を見つける可能性が増え、選択肢は広がります。 イメージをしにくいかもしれませんが、たった8平米変わるだけで、物件の候補数が大きく変わることもあります。 少し具体的に書いてみましたが、実際に教育を考えることから住まいづくりにも波及し、ひいては購入予算にまでつながるのは興味深いですよね? また、長く住むことを考えると、実家を出た子供たちの部屋は掃除の手間を増やすだけの物置になってしまうこともしばしば。 お子さんの成長に合わせて使われなくなった場所を後からリノベーションして、書斎や趣味の部屋に変えることも視野にいれておくことで無駄なスペースを少なくすることができます。(⇒住んでからのリビタ「あとリノ」) 長い目で見ても、子供室の省スペース化がプラスに働くことは多いように思えてきませんか? 教育方針が住まいづくり(えらび)を変える!といっては過言でしょうか。。 今回は勉強をする場所をテーマにお話いたしましたが、それほど育児や教育と住まいづくりの関係は強いと考えています。 大人でも難しい住まいのこと。成長する中で身近な環境でもある間取りだけでなく、小さなころから自分の住まいについて考え、触れることで、より感受性豊かな人に育つと思いませんか?また、大人になり、住まいのことについて考える際の手助けになると考えます。 そう信じて、今後も”住宅”と”教育”を掘り下げた情報発信をしていきたいと考えているイイダでした。 少しでも皆様のお役にたてることができれば幸いです。 このように、お客様それぞれの暮らし方に合った住まいづくりを実現できるのがリノベーション。 今回はその一例ですが、不動産仲介だけでなく一人一人に合った最適解を探して、リノベーションまでを提案することが私たちの役目です。 物件探しでお悩みの方、これから探したいという方は、お気軽にリノサポコンサルタントにご相談ください。

    続きを読む

  • 【リノア目黒大橋】
目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈後編〉

    一棟丸ごと

    【リノア目黒大橋】
    目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈後編〉

    こんにちは 一棟まるごとりのべリノベーションマンション「リノア目黒大橋」の企画推進担当、西本(にしもと)です。 今回は目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポートの〈後編〉 駒場野公園から、井の頭線を越えて駒場公園、東京大学、そして駒場東大前商店街へのまち歩きレポートです! 前編はこちら→目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈前編〉 〈前編〉の駒場野公園のケルネル田んぼを抜けると、すぐに井の頭線の踏切へと差し掛かります。ちなみに井の頭線の駒場東大前駅は、もともと駒場駅と東大前駅に分かれていて、目と鼻の先にあり、近すぎる!ということで、駒場東大前駅に統合されたんです。 そんな豆知識も交えながら線路を渡り、少しすると住宅街の中に現れた【駒場公園】 この公園の中には、日本民藝館、前田侯爵邸、日本近代文学館といった文化的な建物が並立しています。ちなみに日本近代文学館は、120万の書物を閲覧することができる施設となっていて、BUNDAN COFFEE&BEERというカフェが併設しています。お茶をしながら書物を読むことができ、中でも面白いのは売っている飲み物や食べ物。「芥川」や「鴎外」など文士の名前を付けていて、なんとも趣深い。。。   駒場公園を抜けたら、いざ【東京大学】へ 私、東京大学なんて近づいたこともありませんでしたが、こんなにも簡単には入れるんですね(笑)。構内に入るとすぐに目に入るのは、この銀杏並木!地元の方の散歩ルートになっていました。こんな都心の真ん中に広大な散歩道があるって素敵ですよね。秋には黄金色の道ができるそうです。(その時期にも来てみよう。)   まち歩きも終盤。東京大学を抜け向かったのは【駒場東大前商店街】 この駒場東大前商店街はテレビにもよく取り上げられていて、つい先日もお散歩番組で放映されました!ナビゲーターの太田さんの営む「太田肉屋」を筆頭に、パン作りイベントも行われた「かどや」ボリューム満点の定食が味わえる「菱田屋」いつ見ても店内は満員で行列ができています。(ちなみに私達が通った時間はまだ閉まっていました。笑)   最後は、リノア目黒大橋に戻りまち歩き終了! 時間としては1時間ほどのまち歩き。自分で歩いたところでは到底見つけることのできない場所や、知ることのできない情報をお聞きすることができました。   リノア目黒大橋では、街も住まいとして使いこなして欲しいという思いのもと、これから住むことになるかもしれない街の魅力を皆さんにお伝えできればと思っています。このマンションの位置する目黒区大橋は駒場だけでなく、「代々木公園」「池尻大橋」「三軒茶屋」といった都心の街に囲まれた緑豊かな場所です。今後もさらなる街を使いこなすための企画を計画中!こうご期待です。 目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈前編〉 リノア目黒大橋公式ホームページ  

    続きを読む

  • 【リノア目黒大橋】
目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈前編〉

    一棟丸ごと

    【リノア目黒大橋】
    目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈前編〉

    こんにちは 一棟まるごとリノベーションマンション「リノア目黒大橋」の企画推進担当しております、西本(にしもと)です。   皆さんは家さがしを行う際に重要視するポイントはありますか?間取りであったり、建物の綺麗さ・設備など色々なポイントがある中で、どの街に住むかは大きなポイントになるのではないでしょうか。 ただ、実際住んでみないと街の魅力って分からないものです。行きつけの飲み屋さんや隠れ家的なカフェ。 マンションの企画をする上でも、この街にどんな魅力的な場所があるのか、自分で街を歩くだけではなかなか見つけることが難しい。。。 そうだ、街の達人に案内してもらえばいいのでは!   そんなきっかけから1月27日(土)に、街の達人に街を案内していただく、『目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩き』を開催しました! ↓↓今回のまち歩きのルートはこちら↓↓   ナビゲーターとなっていただいたのは、「駒場文化推進委員会」という、駒場東大前駅の商店会や現役東大生の方など、駒場に所縁のある方々で結成された地域発信の活動をされているグループで、商店街で長年肉屋さんを営んでいる“太田肉屋”の太田さん。 このグループでは、駒場東大前周辺の街の情報を発信するために「駒場さんぽマップ」というマップを作成しています。今回はそのマップを片手に街を歩いていきました!   私の長い前説もほどほどに、「目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩き」スタートです! 前編の今回は淡島通りから駒場野公園までの道のりをレポート。 まずは、共用部完成に向けて工事中の一棟まるごとリノベーションマンション、リノア目黒大橋の前に集合し、皆さんでご挨拶。普段このようなまち歩きのイベントは行わないようで(そりゃそうですよね)。太田さんは今回初めてまち歩きのナビゲーターになるとのこと!   出発してすぐに見えてくるのは【淡島通り】です。 松見坂交差点からゆるやかな坂道が続く淡島通りには、ミシュランで星を獲得したお店やゆったりとした時間を過ごせる私語厳禁の音楽喫茶、昔からの飲み屋もあれば最近この地に店舗を構えた洋服屋、新旧様々なお店が軒を連ねています。 (太田さん):このお店には○○(有名芸能人)が通ってるんですよ (一同):おー! という会話が何度も聞かれるほど、有名人が足繁く通う隠れ家的な飲食店が多くあります。   淡島通り沿いの都立駒場高校や筑波大学附属駒場中高の文教地区を横目に歩くと見えるのが【駒場野公園】 子育てをする際、近くに公園があるのはとても助かりますよね。「お子さんを遊ばせるならここですね。」と太田さんがおっしゃるほど、駒場野公園には、いつも保育園の園児さんやお子さんを連れたママさん達が集まっています。 公園を奥に進むと、体育館やテニスコート・プールが見えます。さらにはデイキャンプ場まであり、お花見の時期には大勢の方で賑わうそうです。そして、なんとも珍しい光景が!公園の中に田んぼがあるんです。「ケルネル田んぼ」と呼ばれ、もともとは明治時代に駒場農学校の研究で使用されていました。今では筑波大学附属駒場中高の生徒の方々の社会実習場として使われています。   と、ここまでが前編となります。 前半30分程度歩いただけでも、多くの新たな魅力を発見することができました。やはり、長年地元にお住まいの方は昔のまちの顔も知っており、知る由もなかった驚きや楽しさがあります! 〈後編〉もございますので、是非ご覧下さい。 目黒・淡島通り+駒場東大前の文化まち歩きレポート〈後編〉 リノア目黒大橋公式ホームページ  

    続きを読む

  • 住み継いでいくこと。vol.2
リビタの「一棟まるごとリノベーションマンション」を住み継ぐ

    リノサポ

    住み継いでいくこと。vol.2
    リビタの「一棟まるごとリノベーションマンション」を住み継ぐ

    リノサポコンサルタントの村上です。 皆さま、2018年になって早1か月が経ちましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか? 私は、年末年始に家族や親戚、旧友と久しぶりに会うことで、今の自分があるのはやはり周りの人たちのおかげなんだな。ということを再確認してきました。今があるのは過去のさまざまな経験が積み重なっていることに、なんだか自信がわいてきました。 さて、今回は「住み継いでいくこと」についてのお話の第2弾です。第1弾はコチラから。 中古物件を検討した時に、前はいったいどんな人が住んでいたんだろう。と思うことはありませんか? 中古物件と検索すると多くの物件がでてきますが、その中でも大切に扱われていて、状態もよく 年月を経て良い味わいがでできているヴィンテージのような物件があったら引継いでみたいと思いませんか? このブログを通して、住み継ぐ物件のただ古い。だけでない部分をぜひ皆様に知っていただければと思います。 前回は、住み継ぐことのメリットを以下の3つにまとめました。 ①物件の修繕履歴や物件の情報書類がそろっているため安心して購入できること ②物件の見えないハード面の設備なども把握しているので価格設定に妥当性があり納得感のある価格であること ③どんな人が住んでいるかなど、住む前からマンション内の雰囲気がわかり安心して住み始められること 今回は、その中でもリビタが手掛けた「一棟まるごとリノベーション」の物件に実際に住み継ぐことを決めたお客様の実際の声をお届けします。 中古物件に興味はあるけど、設備や建物に不安も感じている方。 新築マンションを検討しているけど、デザインや価格がいまいちしっくりこない方。などにもおすすめです。 1■リノア多摩川CORTE 「新築マンションでは物足りない何か、を見つけた」 リビタが2010年に一棟まるごとリノベーションをしたリノア多摩川CORTEを住み継ぐことになったお客様は 千葉県にある同じ「リノア」シリーズの物件でトラスム(試着や試食のように試しに住んでから購入するサービス)をご利用いただいていた中で、出産を機に次の住まい探しにと、新築マンションなどを色々と見学し購入寸前までいった物件もあったようですが、具体的に住むイメージが湧かず中古物件も並行してお探しになっていました。 そんな中で、リノアシリーズの物件に住んでみて、シェアキッチンなどの共用スペースで生まれた住民同士のコミュニケーションが暮らしの安心につながり、一棟まるごとリノベーションの「コミュニケーションが生まれ、育つ仕掛け」があることが物件を決めるポイントになった。と伺いました。 共用の公園でお子さまが遊んでいる様子を見て、具体的に暮らしていくイメージも湧いたようです。   また、お客様はご夫婦とお子様の3人家族。家族が増えたためこの物件を売ることになったお客様も購入当時は3人家族でお住まいでした。 お子様とのお気に入りの過ごし方や、設計時のポイントなどをお伝えすることで、ただの空間が大切に扱われてきた空間に印象を変えられることができたと思います。 どんな人たちが生活しているのか、どんな人がどんな想いでつくったのかを知れる。というのは、新築マンションにはないメリットです。 ■リノア赤羽 「森のとなりに暮らす」というコンセプトに共感 新宿や渋谷、東京駅といった都心へのアクセスもよく、飲食店も充実しているとして街の評価があがりつつある赤羽駅から徒歩9分の場所にリノア赤羽はあります。歩いてすぐの立地にも関わらず、古くからある北区の保護樹林にも指定されている敷地内の森を活かし、文字通り「森と暮らす」をキーワードにもしながら2010年にリビタが分譲した物件です。 こちらを住み継ぐことになったお客様は、中古マンションを中心に1年半ほど探されていて過去には10件ほど実際に足を運んで中古物件を見てこられたようですが、なかなか良い物件と感じるものに出会うことがなかったそうです。 物件を初めてご覧いただいた際に、この物件の特徴である「森と暮らす」が、近くに森がある環境で育った経験とリンクしここで暮らしたいという思いを持っていただけました。 また、過去にマンション住民主導で行われてきた数々のイベントや、子育て世代が多いことや毎年行われているマンション内でのハロウィンイベント、数の足りていない駐輪場台数を組合決議で増設したりと積極的な管理組合運営など、実際の生活の様子をお伝えしたところ 今までしっくりくる物件がなかったこと、急いでいないので何年かけてもいいからじっくり探そうと思っていたけれど、この物件なら住みたいと初めて思えました。というお声をいたいただきました。 <リノア赤羽エントランス>※とても築25年を超えたマンションとは思わないと高評価の声が多いエントランスです リノサポでは、物件探しからはもちろん、今お住まいの住宅のリノベーションやリビタでリノベーションをした物件のご紹介など幅広く、住まいを通して豊かな暮らしを実現するための提案をしております。 そんな中で、 「住んでからのリビタ」 としてリビタの住まいを選んでいただいた皆様のライフステージに合わせて、次の住まいのサポートもはじめました。 同時に、住み継いでいくこと。についても考え、お客様が楽しみ、時に悩みながらできた空間。そして、住みながらわかってきたことや人との縁を大切にしたいと思いました。 真っ新にすることは簡単かもしれませんが、それらのお客様が蓄積してきた想いをきちんとお届けできるのは私たちであり、これからお住まいになるお客様にとっても、安心や暮らしのヒントにつながるのではないかと考えています。 住み継ぐ物件は一棟まるごとリノベーション、マンション、戸建てなど種類も様々ですが、今回は一棟まるごとリノベーションマンションで「住み継ぐ」ことについてのお話でした。 【一棟まるごとリノベーション】 「価値ある住まいを100年先へ」をコンセプトに、マンションの価値向上をおこなっています。 建物だけでなく、住民同士のコミュニティを育む仕掛けやイベントなどソフトの面でもサポートをしスムーズな管理運営や資産価値の維持につなげています。 ▼▼▼現在販売中の住み継ぐ一棟まるごとリノベーションマンションはこちら▼▼▼ リノア南行徳 4階~ヘリンボーンとタイルと畳との融合~ 東京メトロ東西線「南行徳」駅徒歩10分/2011年一棟まるごとリノベーション分譲 4LDK 83.75㎡とお子様が2~3人いてもゆったりのびやかに暮らせます リノア南行徳 4階~風通しと陽だまりの心地よさ 回遊できる暮らし~ 回遊性ある動線プランとお部屋の数を変えられる可変的な間取りの奥行きある63㎡ 詳しい情報や、現在のマンションの様子や内装をご覧になりたい方はお気軽にお問合せください。 ご売却をお考えのかたもコチラからご相談ください。 リノサポコンサルタントに相談してみる! 【個別相談会】の予約はコチラ 【リノベーション空間で「見て」「触れて」「学べる」個別相談会】の予約はコチラ 【リノベーションフルサポートサービス】とは

    続きを読む

  • 中古+リノベ経験者のコンサルタントが語る
「いまの家賃から組み立てる、家の購入費用」について

    リノサポ

    中古+リノベ経験者のコンサルタントが語る
    「いまの家賃から組み立てる、家の購入費用」について

    こんにちは、リノサポコンサルタント歴4年、持家歴2年のリノサポコンサルタント、与那覇です。 皆さんは「住まいの購入」を考えるとき、何がきっかけとなりそうですか? ・好きな街に住みたい!(エリア) ・賃貸の家賃費用がもったいない!(お金) ・今の住居が使用しづらいから自分仕様に。(広さ、自由設計) などなど… 個人差はございますが基本3大条件(勝手にそう呼んでいます。)として「エリア、予算、広さ」から整理していくことが全うな手段といえるのではないでしょうか。 この基本3大条件のなかで今回は「予算=お金」の整理方法についてお話したいと思います。 では、私達がお客様とどのような手法で予算条件を組み立てているのかというと、以下の5つのステップです。 ①無理のない月々の支払い費用っていくら? ②その費用は将来的にも変動しない? ③自分に合った住宅ローンの種類、返済方法、返済期間は? ④預貯金や贈与から現金で捻出できる費用は? ⑤総予算の確定→費用バランスの組み立て この5ステップを考えていくことで漠然と考えていた「予算」という数字に、意味を持たせていきます。 (もちろんファイナンシャルプランナーの方に相談したりして当初より予算を確定している方もいます。) ①無理のない月々の支払い費用っていくら? 先ず1番大切なのが「月々の支払いに無理がないこと」です。 普段お話しする多くの方が、現在の支払い賃料を基準にして目標金額を定めていきます。 いまの家賃…皆さんにとって高いですか?安いですか? 例として、Aご夫婦(30代、年収:夫800万円、妻700万円)のシミュレーションをしてみます。 (Aご夫婦の場合) 現在の家賃:14.5万円(管理費込)→夫婦共働きでこの家賃でも家計に充分な余裕があるのため、月々の支払いは14.5万円とします。 ②その費用は将来的にも変動しない? つぎに①で定めた月々の支払い額を将来も払い続けられるかを考えます。 例えば結婚を機に住まいを購入する場合、「DINKS、夫婦共働き」から数年後には出産で家族が増え「家族3人、妻は専業主婦」と状況が変化することも想定されます。ご両親との同居や介護を考える方も。逆にご年収が増えることも充分に予想できます。 このように暮らしの変化とともに家計の収支も変わるなか、少し先の未来も考えて堅実な支払いなのか、話し合っていきます。 (Aご夫婦の場合) 近い将来子供が欲しいため、妻が働けなくなることも想定される…現在の家賃より安価することも考えたが、夫の収入のみ(世帯年収800万円)でも 年間返済比率(年間融資返済額/年収) が20%に満たない状態でしたので、今後のお子様の教育費を加味しても支払いに余裕を感じ、条件変更なし。 ※一般的な住居費の考え方として、年間の返済比率が20%を越えなければ「ご夫婦+お子様2人が4年制大学まで進学できる生活費」を捻出できることとしてひとつの指標としています。 ③自分に合った住宅ローンの種類、返済方法、返済期間は? 住宅ローンの種類や特徴はさまざま。自分に合ったローン商品と返済計画を考えます。 固定金利か変動金利か、定年後まで返済を続けたくないけど返済期間は何年にすべきか、 ボーナス時の返済も検討すべきか、そもそも自分ひとりのローンか妻とペアローンにするのか、どんな違いがあるのだろう?といった個別の悩みをヒアリングしていきます。 リビタではメガバンクから地方銀行まで多くの銀行様と住宅ローン商品提携をしていますので、そのなかからお客様に適したローン商品をアレンジしていきます。 (Aご夫婦の場合) 話し合いのなかで「夫単独ローン、変動金利、ボーナス返済なし、借入期間:35年」と自分にあった条件を組み立て、月々の支払い想定が14.5万円で、マンションの場合、 60㎡で2.5万円程度の管理費・修繕積立金が発生するので、毎月の返済額は12万円にて想定とすると総借入額が算出できます。算出方法や各特徴など詳細は個別の相談にて! 「金利0.675%、ボーナス返済なし、借入期間:35年、12万円/月々返済」=借入想定額:4,251万円(※今後金利変動がない想定で)…A ④預貯金や贈与から現金で捻出できる費用は? ①〜③まで進めていくと、自身が、「金利が何%で、月々いくらの返済で、何年間支払い続けて、いくら借りられるのか。」が整理できます。 あとは、お手元の預貯金などから現金でいくら住宅の購入に捻出するかを検討します。 (Aご夫婦の場合) 預貯金より700万円程度…B、の捻出にて考えております。 ※こちらも預貯金をすべて注ぎこんでしまうと、急な入院などで想定外の支出が発生したときに困るため、「半年分の生活費は預金に残しておく」ことで  ひとつの目線を提案しております。 ⑤総予算の確定→費用バランスの組み立て ・総予算=総借入額(③で算出した額)+自己資金(④で算出した額) これで総予算が組み立てられますね。 (Aご夫婦の場合) ①~④より、総予算=A+B=4,251万円+700万=4,951万円 これにてA夫婦は、概算5000万円を予算に家さがしをしていくこととなります。 いかがでしたでしょうか。①~⑤を順を踏んでひとつひとつ納得しながら進めていくと、不自由のない自身の予算が組み立てられ、 買うべき物件の予算やグレードが見えてきます。ぜひリノベーション空間を体験しながら、私達と気軽にに考えてみませんか。 ⇒リノベーション空間体験/個別の相談(https://www.rebita.co.jp/renosapo/advice/) 私たちの次の仕事としては、お客様の希望を鑑みてこの5,000万円を「何にどの程度の費用を使っていくか?(物件価格、工事費、設計費など)」コストのバランスを考え、算出した物件価格と希望の広さから検討エリアをお客様と一緒に考えていきます。が、この話はまた次回!

    続きを読む

最近のエントリ