『私のキッチン、未来予想図のえがき方』 【間取りと工事現場の話】
June 27, 2008

08年01月から、リビタではClub ReNOVATION会員さまへ毎月HTMLメール「CLUB ReNOVATION通信」を送らせていただくことになりました。
この記事は「CLUB ReNOVATION通信」No.6の連動記事となります。
Club ReNOVATION会員とは?
前回のメールマガジン「Club ReNOVATION通信」では、キッチンタイプのお話をさせていただきました。 キッチンには様々なタイプがあること、そしてその選び方は、住まう人のライフスタイルからプランニングすることが 重要ということをご紹介させていただきました。 しかしながら・・・リノベーションの場合、みなさんの理想のキッチンが必ずしも実現するとは限らないのです。 (ちょっと待って!夢をあきらめて・・・という意味ではありません!)リノベーションは、建物を"活かす"前提でスタートします。 つまり、既存建物の特性や制約があるということ。今回は、みなさんが理想のキッチンをプランニングするときに、 知っていて欲しいリノベーションの制約(デメリット)をご紹介したいと思います。
2.知らなかった~!では済まされない、リノベーションの制約
水周りって、移動できるの?!【間取りと工事現場の話】
みなさんこんにちは。リビタの宮内です。
前回のメールマガジン「Club ReNOVATION通信」では、キッチンタイプのお話をさせていただきました。キッチンには様々なタイプがあること、
そしてその選び方は、住まう人のライフスタイルからプランニングすることが重要ということをご紹介させていただきました。
しかしながら・・・リノベーションの場合、みなさんの理想のキッチンが必ずしも実現するとは限らないのです。
(ちょっと待って!夢をあきらめて・・・という意味ではありません!)リノベーションは、建物を"活かす"前提でスタートします。
つまり、既存建物の特性や制約があるということ。今回は、みなさんが理想のキッチンをプランニングするときに、知っていて欲しいリノベーションの
制約(デメリット)をご紹介したいと思います。

上:まっさらなスケルトン状態のキッチンスペース
■水周りや排気管は、移動が難しい?!
せっかくリノベーションをするなら、大胆な間取り変更にチャレンジしてみたい!と思う方は多いと思います。
しかし・・・水周りに関する排水や排気管は、物理的に移動できる範囲に制限があり、間取りの設計に影響を与えます。
これはキッチンだけでなく、お風呂やトイレの移動についても一緒です。住戸内の上下水の配管やレンジフードからの排気管が
どのように処理されているかはマンションごとに異なりますが、共用配管との接続点や排気口などの位置によって、
取り回しに制約を受けることがあるのです。それでは、制約の種類ごとに、「排水」「排気」それらの移動によって発生する
「騒音・振動」の3つに分けて説明しましょう。
【排水関連】
下の図をご覧ください。上の階の人と下の階の人の位置がみてとれます。給水管や給湯管は比較的移動しやすいのですが、
排水管は勾配がないと流れないため、移動距離に応じて勾配を確保する必要があります。
したがって、移動距離が長い場合には、床下に十分な空間が必要です。床下の空間が不足する場合や、
排水管が下階の天井裏を通る場合は、床を嵩上げすることによって対応しなければなりません。
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| 左:下階の天井裏で排水管 | 中:仕上げ床に排水管 | 右:床下空間が広いもの |
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| 左:床下はこんなふうになっています。 | 右:排水管確保のために勾配をつけた例 (段差がありますね) |
【排気関連】
排気管については、建物よって排気口の位置が決まっているため、キッチン(コンロ)の位置に制限が生じる場合があります。
排気管を移動させる際に、排気管を隠せるスペースが天井裏にないと、配管が露出してしまうことがあります。
(それを敢えて、見せる=魅せる、プランの方もいらっしゃいます。)とくに、梁部分に管を通すことはより困難です。
さらに、配管距離が長い場合や、ダクトの曲がりを多く設ける場合は、換気扇に負担がかかって必要な排気量が取れなくなる恐れも・・・。
距離や幅、高さなど、いろいろな箇所に注意が必要です。
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| 排気管すら空間デザインされたようなキッチン |
【騒音、振動関連】
これらの排水、排気管の移動が物理的に可能としても、上下階や隣戸の間取りによっては、 排水、排気の際の騒音や振動が新たな問題を生じさせる可能性もあります。■IHクッキングヒーターにしたい!電気容量は大丈夫?
最近の住宅設備は、エアコン、床暖房、換気設備、温水洗浄付き便座、食器洗い機、パソコンなど、電気を使用するものが増えています。
そのため、リノベーションする際には、予め電気の契約容量を確認することが重要です。
マンションの場合、建物全体で使える電気の容量が決まっているため、各住戸の電気容量もこれに応じて「○アンペアまで」などと
制限がある場合がほとんどです。とくに、IHクッキングヒーターは、最大で20~30アンペアの電気を使いますので、リノベーションする物件の契約容量に余裕があるか確認する必要があります。
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| 左側に「50A」と記載されているのが電気容量。 ここで容量が確認できますが、増容量が可能な場合もあります。 |
■まとめ
制約条件を乗り越えてこそ、リノベーションはおもしろい!
このように、制約条件ばかりを並べると、限定的なプランしか出来ないように聞こえるかもしれませんが、制約があるからこそ、ユニークなものや思いもしなかったアイデアが浮かび、あなただけの唯一無二の住まいが完成するのです。
みなさんには、前回ご紹介した「ライフスタイルから間取りを考える」と同時に、「リノベーション特有の制約条件を理解する」ことから、リノベーションのプランニングをしていただきたいと思っています。
もちろん制約条件は住戸ごとに異なります。マンションの管理規約による制限もあるでしょう。
しかし、リビタでは、一棟丸ごとリノベーションから一戸ユニットのリノベーションまで、規模の大小問わず、さまざまなリノベーションに取り組み、毎日いろいろな課題にぶつかっています。それらの経験と技術で、みなさんの理想の住まいを実現するお手伝いをしたいとおもっていますので、なんでもご相談くださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
※ 次号は・・・
~ いくらかかるの?!どこまでできるの?!【お金と時間の話】 ~
システムキッチンから、オーダーメイドキッチンまで
をテーマに、気になるコストのお話をご紹介いたします。
説明/宮内
企画・編集/石川
投稿日時 2008/06/27 14:04 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)








