ReBITA's【プレスルーム】 pressroom ReBITAスタッフによるリノベーション日記

Profile
■We are ReBITA !
2005年に設立された建物再生のリノベーション専門会社。旧いだけで壊されてきた建物を、ハートと技術で再生し、人、暮らし、街、そして価値観をリノベーションしたい!と願う不動産の建築画、開発、コンサルティングのプロ集団です。

プレスルームでは“旧いモノは壊す”という概念を壊す!をモットーに、リビタ社員がメッセージを送ります。
Calendar

2010年01月

S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
Backnumber

どこから何する?! 2分で学ぶ、ホームシアターはじめの一歩!

January 29, 2008

thather1.jpg

1月から、リビタではClub ReNOVATION会員さまへ毎月HTMLメール「CLUB ReNOVATION通信」を送らせていただくことになりました。
この記事は「CLUB ReNOVATION通信」No.1の連動記事となります。
Club ReNOVATION会員とは?

■身近になるホームシアター

自宅で、好きなときに大画面の迫力映像と、サラウンドの音声を楽しめること。そんなホームシアターが、住まいの設備の一つとして、手の届くものになってきました。
友人とサッカー中継観戦会もよし、優雅なディナーのお供にBGV(バックグラウンドビデオ)として映像を流すもよし。

でも、いざ自分たちでホームシアターを作りたいとおもっても、どこからはじめればいいかわからないですよね。今回は、住まい作りで断然人気のあるホームシアターの作り方のポイントを、建築的な視点でご紹介いたします。

■これからの主流!? “リビングシアター”とは

筋金入り音響マニアが、6畳間をカーテンで締め切って、ところ狭しと機器を集積させるホームシアター。そんなアキバ系イメージの対極にあるのが、明るいリビングルームにさりげなく置かれた家具の中に潜み、天井から顔をのぞかせる程度の設備でつくりだされる、スマートで軽快なホームシアターです。

■ビギナーのための、ホームシアターはじめの一歩!

たとえば、リビングで100インチの大画面を楽しみたい。そんなご要望をいただくとしたら、どんな点に注意しなければならないのでしょうか?

『壁』

必要なものは、スクリーンを吊るす100インチ分の壁。できれば天井から、床上60cmくらいまで、投影した画面を映せるとよいですね。この壁は、エアコンの風が吹き付けない位置に想定します。 そうしないと、エアコンの風でスクリーンがゆらゆらして画面が見づらくなってしまいます。もちろん、Mさんのお宅のように、白い壁に直接投影するのも良いでしょう。スクリーンは専用の加工がしてあるため画面が見やすいですが、壁に投影するほうが気軽に楽しめるというメリットもあります。

『座席』
つぎに、スクリーン壁から、できれば4m以上離れた位置に、ゆったりした椅子やソファーを置きます。一緒に映画をみたい人数分の幅が必要ですね。画面が大きいほど、座る位置から画面までの距離を、確保したいところです。
『収納』
椅子に座った人から、最低リモコンで操作できる位置にDVDデッキやアンプ類、その近くによく観るDVDなどを入れる棚、それから手元にはドリンクテーブルがほしいですね。
『プロジェクターの位置』
後方の天井に、プロジェクターを吊るします。プロジェクターはテーブルに置いてもいいのですが、見るたびにセッティングする手間や、席を移動する人の影が映りにくい点を考慮すると、天井から吊るすのがベストですね。
『音響の位置』
サラウンドにするためには、スピーカーセットと、その配置方法も考えたいところ。前方スピーカーは床に置くけれど、後方スピーカーは天井に吊るすほうが、邪魔にならなくお薦めです。

thather2.jpg
写真:筆者の自宅です。座席の背後に機器の収納を設置し、プロジェクターとスピーカーを天吊しています。

■リビングシアター×リノベーションの極意!

『リノベーションで、先行配線しよう!』
建築的な視点からみたリビングシアター作りのポイントは、完成の姿(デザイン)を、スマートにできることです。その最たる技は、配線の処理!

サラウンドスピーカーを構築するにはスクリーンの両側や下そして席の背後にスピーカを設置する必要があります。とても離れた位置に設置するため、配線の長さもかなりのものです。だからその間の配線はできれば隠したいところ。プロジェクターとDVDデッキ間の配線も同様です。赤外線や無線機器を使って配線不要にもできますが、赤外線タイプは障害物に弱く、無線タイプは他の機器(LANなど)と干渉することがあり、使い勝手は好みが分かれるところです。また配線は不要でも電源は別に必要となったりする場合も多く、先行配線がお勧めです。

リノベーション工事で、床や壁を新しく仕上げる予定があれば、この機会に配線用の配管を、床下や壁の中に追加してしまいましょう。配管は、呼び線とよばれるワイヤー入りで注文します。配管の径は、直径2cm前後のものを使うことが一般的です。出口は、「ノズルプレート」とよばれる、穴の開いたプレートで隠しておきます。

電源コンセントやTVジャックも、配線用配管の出口近辺に持ってきます。床に大量の配線が這い回るのは、優雅なリビングづくりの大敵です!ここは慎重に計画しましょう!機器を置く家具も、配線を隠せる形のものがよいでしょう。

そしてこれは、初めての方が見落としがちなポイントなのですが、プロジェクターやアンプは、かなり発熱します!家具の中に隠すときは、家具のほうを、熱を逃がすつくりにするとよいでしょう。
また、プロジェクターは、5~10kg弱程度の重量がありますので、吊るす場所には、天井のボードをベニヤ下地で補強する必要があります。リノベーション工事の設計図に、その旨明記されているか、必ずチェックをしてくださいね。

ココまですれば、快適なリビングシアターがすぐそこに。それが出来るのは「リノベーション」だからです。

■困ったら、「○○」に協力を依頼しよう!:

ホームシアターの初心者にとっては、家作りと同時進行でホームシアターの知識を身につけるのは困難ですよね。ある程度の予備知識があって、自己責任でホームシアターを立ち上げる!という方は別として、通常は「インストーラー」とよばれるホームシアターの専門家に機器や配線の選定アドバイスを受けるか、設置をお願いするほうが、失敗を防ぐ確実な方法です。
建築家やインストーラーを味方にすれば、はじめてのリビングシアターでも鬼に金棒!せっかくリノベーションで住まいを作るなら、難しそうだなと諦める前に、気軽に相談してくださいね。

ちなみに、拙宅では、夫が「どうしても自分でやる!」と豪語し、シロウトインストーラーとなり、設置を強行してしまいました・・。映像ケーブルを、原始的な仕様にしたので、問題はなかった(?)ようです。でも、皆さまは真似をなさらないほうが、お薦めです・・。

株式会社リビタ 一級建築士 中鉢朋子

投稿日時 2008/01/29 17:56 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック

このエントリーのトラックバックのURL:
http://www.rebita.co.jp/mt/mt-tb.cgi/460

コメント

コメントを投稿する

 

(一部のHTMLタグが使えます)

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。)