リノサポブログ

社員のお宅拝見

家づくりのこと

2012.05.10
前回までのおはなし
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vol.1  ~20代でも家は買えるのか?
vol.2 ~45平米の未来~
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 ※beforeの写真も上記からご覧いただけます



2回にわたってお送りしてきた我が家のリノベーションのおはなし。
ついに工事が終わり先日お引越しをしました。10月に物件を決めてから早7ヶ月。
自分の家はいつも後まわしになってしまい、かなりののんびりペースで進めてしまいましたが、リノベーションで自分たちらしい住まいが完成したなあと今は嬉しい気持ちでいっぱいです!
(※フルスケルトンのリノベーションの場合、普通は物件が決まってから約5ヶ月でお引っ越しできますのでご安心ください)
Vol.1 、2でもお伝えしてきましたが私たち夫婦にとって叶えたい暮らしへのこだわりは3つ。
1、住み慣れた街に住み続けたい。 
2、自由設計で思い描いた家に住みたい。
3、身の丈に合った価格で無理をしないで暮らしたい。
上記3つの希望を叶えるべく購入したのは約45平米の小さないえ。夫婦共働きで帰宅が深夜になることも多く、くわえて休日もばらばら。私たち夫婦にとって「家とは何だろう」と改めて考えてみると、例えば食事をしたり、本を読んだり、アイロンをかけたり、出かける準備をしたり・・・ひとりひとりが別のことをしていても、お互いにすぐに話ができるくらいの距離感が保てる暮らしが理想でした。だから思い切って45平米を大きなワンルームにリノベーションをしてこんな家をつくりました、お写真を中心にお届けします!
玄関を入るとまずは本棚。誰かの家に行ったときどんな本が並んでいるのかなあと見せてもらうのはとても楽しい。本ってその人を表すものでもあるから人を迎える場所に置くのも楽しいなあなんて思っていました。これまでの家には小さな本棚しかなくって、あふれるたびに泣く泣く古本屋で売ったりしていましたがやっぱり大切な本は持ち続けたい。疲れた休日は家でのんびり本を読みたいというのが私の希望です。




玄関の土間の延長にはキッチン。左手がシンク側(壁側)で、右手がコンロ側(アイランド側)。
これまで見たことのないキッチンをつくってみたいと思い、シンク側は天板や側面もモルタルでつくってもらいました。土間に使われるモルタルは、コンクリートに砂利が入っていないもののことですが、材料の特性上自然に割れが入ってきてしまいますので気になる方はタイルなどを貼ったほうがよいです。我が家も早速小さなひび割れが入ってきましたが使い勝手上は問題がないので味だと思い楽しんでいます。壁面のタイルは、大好きなお店で使われていたものをイメージして選びました。





玄関脇には洋服や家電などの収納スペース。夫婦とも洋服は多く持っていないので、工事で上部に工ハンガーパイプだけつけてもらって下部はIKEAの収納ラックを購入しました。4段の収納ラックを5つ買いましたが、なんと全部で約13,000円!こういった引出しや扉がついた収納は工事でつくってもらうよりもIKEAなんかで買ったほうが安く手に入れられることが多いです。設計段階で置きたいものをあらかじめ選んでおいて、それに合わせて壁の寸法などを決めていくのと◎です。




キッチンのコンロ側は、ダイニングスペースも兼ねた場所。そして食事をするだけでなく、PCをつかったり仕事をしたりなんでもできるテーブルです。人が来たときにも5人くらいは椅子に座って囲める大きさです。

また今回フローリングは杉の無垢材を使いました。ご縁あって福島の南会津の材木屋さんでつくってもらった杉のフローリング。杉はとてもやわらかい木で、節が沢山あったり傷がつきやすいのですが、やわらかい素材だけあって触ったときにはとてもあたたかく、主人は床暖房が入ってるみたいだとびっくりしていました。





こちらがリビング。ソファーがまだ来ていないのですが、テレビをみたりごろんと寝転んだりのんびりできる場所。壁は少し黄みがかった色を選んでペンキで塗装をしています。壁一面が白いキャンバスのように続いているので撮った写真を飾ったりしていきたいなあと考えています。




バルコニーにはウッドデッキ。フローリングと同じ高さに敷いてもらったことで、外もお部屋の一部のように感じられてとても気持ちが良いです。





リビングの奥は寝室。寝室くらいは仕切っておいたほうがいいかなーと考えたりしましたが、夫婦で生活時間帯がだいたい一緒なのでリビングの一角に設けてしまいました。リビング〜寝室まで天井がずっと続いているのは、お部屋が広く見える工夫です。




リビングと寝室を区切っているのは、腰の高さほどの壁。

ここには植栽を沢山置いて緑が沢山楽しめる家にしていきたいなあと思っています。




そしてサニタリースペース。少しでも天井が高くなるようコンクリートの構造体や排気ダクトも見せていたり、大きな鏡を工事でつくってもらったりしました。




シンプルにまとめたお風呂とトイレ。






こちらはバスタオル掛け用のフック。
東京の福生(ふっさ)にあるパーツショップで以前購入しました。福生には米軍基地があり最近雑誌でよく見かける米軍ハウス(平屋の古い住宅)で使われているような家具やパーツを購入できるお店がいくつかあっておすすめです。




簡単ではありますが、お部屋の雰囲気が伝れば嬉しいです。

まだ引っ越しをして2週間ほどですが、45平米の小さな家であるものの将来的に家族も増えても住み続けられそうだなあと感じています。子供が小学生になったり、自分の部屋をほしがったときには、この家は貸したり売ったりして今度は古い戸建をリノベーションして暮らせたらいいなあなんて考えています。




さいごになりましたが、どんなライフスタイルの方にとっても中古を買ってリノベーションって本当に楽しくって自由な住宅の選択肢であることを実感頂けたなら嬉しいです。
リノベーションには沢山の関係者が関わっていて、物件の売主さん・仲介会社・管理会社・管理人さん・金融機関・隣接住戸の方の理解・設計者・工事会社・そして沢山の職人さん・・・、1つのいえをつくりあげるのに顔の見える沢山の人々が力を出しあってくれています。そんな家づくりのプロセスが安心して楽しめるよう、あいだに入ってコーディネイトさせて頂くのがリビタの「中古を買ってリノベーション」=リノベーションフルサポートサービスです。
 
これからもセミナーや相談会などでリノベーションの魅力をどんどん伝えていくので、ぜひリビタのオフィスにも足をお運びくださいませ。
 
ありがとうございました。

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