リノサポブログ

家づくりのこと

2020.04.27
こんにちは。”物件探しとリノベーションのコンサルタント”の室町亜弥です。
朗らかな陽気が気持ちの良い季節になりましたね。
おうち時間の増えた今年は、自ずと自らの住まいに思いを巡らせるようになりました。
ということで、今回は在宅ワークをキーワードにDINKsの住まいを紐解いてみます。

【TOPIX】
1.我が家の解剖図。これまでの暮らしと、在宅ワークを始めてからの暮らし
2.ぴったりな家はそれぞれ違う!友人夫婦にも聞いてみた
3.自分たちの「心地良い」が分かってきた我が家のこれから


1.我が家の解剖図。これまでの暮らしと、在宅ワークを始めてからの暮らし

まずは少しだけ、自己紹介を。
我が家は、50㎡ちょっとのマンションに、夫と私の二人住まい。
「家賃はもったいない!」派の私達ですが、実はまだ賃貸暮らし。
まずは2人にとっての「心地良い」を見つける準備期間がほしいと思ったからです。

▼こちらが我が家!

家全体の動線の良さや、目的ごとにちょうど良い場所に収納が確保されていることを重視して物件を決めました。
LDKにはちょっとした工夫をしています。

▼それがこの西側の壁際にプチDIYした「多目的ビッグテーブル」。名付けは今適当にしたので、悪しからず。


普段の役割は食卓としてが主ですが、最近はもっぱら日中の私の仕事場になっています。
良かったなと思うことの一つは、2人暮らしのダイニングテーブルにしては一見大きすぎるくらいのスペースを確保していたこと。
仕事をしていると、つい机いっぱいに資料や道具を広げがち…という方は少なくないと思いますが、大きなテーブルは余裕があって重宝しています。

▼ノートPCひとつでスマートにお仕事されている方、いますよね。私にはどうしてもそれが出来ません…。


▼反対に、こちらは様々な用途に使える大きなキッチンを備えた家。資料も広げ放題です。


もう一つは、ソファを中心にした寛ぎスペースを別にしてあること。
夫婦で休日がばらばらの我が家では、私が家でも仕事に集中出来ることと、夫がしっかり休息出来ること、その両立が不可欠です。
背中越しにお互いの様子を感じつつ、それぞれが好きなように過ごせるこの配置が、今になってみると大正解でした◎
とは言え、今までのような趣味や家事のちょっとした作業を超えて、本格的に仕事をするとなると、シーンに合わせて段階的に空間を仕切れるような設えがほしいと思う今日この頃です。

▼リビングの一角に設けられた、ガラス戸とカーテンで仕切れる小部屋。


それから今欲しいのは洗濯物も干せる家事室です。
オンライン会議の時にも映り込む洗濯物を気にせずに済みますし、友人達が遊びに来てくれた時に、これまでのように慌てることもなくなるはず。

▼洗濯と乾燥まで出来る広い洗面室。乾いたら隣のクローゼットへ収納出来ます。



2.ぴったりな家は夫婦それぞれ!友人夫婦にも聞いてみた

平日は夫婦2人揃って在宅ワークをしている友人宅では、ご主人が寝室の一角のデスクで、奥さんがダイニングで作業をしているそう。
仕事はひとり静かに進めたい派のご主人にとっては、1LDKの間取りの中では寝室にこもるのが今出来る最善策だそうですが、そこの少し絞られた採光が集中力を高めてくれるというのは新たな発見だったと話してくれました。

ご主人の話で思い浮かべたのがこちら。LDという生活空間から離れた位置に設けたコンパクトな書斎。




反対に、友人は明るく拓けた空間の中で、居場所を転々としながら気分を変えて仕事をするのが性に合っている様子。

▼収納を兼ねたこもりベンチ。限られた面積の中でLDに工夫されたこんなスペースも、友人には良さそう。


そんな2人はランチタイムになると、ダイニングに揃って、食事と会話を楽しむ時間をしっかりとるのが日課になっているそうです。
私はと言えば、仕事の日のランチは手早く軽くというのが午後を良いコンディションで過ごすためのルーティンになっているので、在宅ワークの日は、キッチンのカウンターでささっと済ませます。
仕事環境にしてみても、過ごし方の全く異なる友人宅と我が家。
学生の頃のテスト勉強が捗るのは、余計なものが置かれていない自分の部屋の机だったな~とか、リビングのように人の話声がほどよく聞こえる方が落ち着いたな~なんて、自分がこれまで過ごしてきた環境を思い起こしてみるのも、心地よい空間を考えるヒントになるかもしれません。


3.自分たちの「心地良い」が分かってきた我が家のこれから

私が暮らしているのは私達夫婦の地元の地方都市、会社までは電車で一時間半ほどかかります。
人からは「え?」と驚かれる長い通勤時間。
私にとっては、小説に没頭したり、旅行の行き先に思いを巡らせたり、時には瞑想をしてみたり…と、会社とも家とも完全に切り離された大切な時間になっていました。
東京では自分の面白いと思う仕事に携わり、地元ではご縁が繋がり楽しいことが企てられそう。
そのどちらもを叶える欲張りな暮らしを送りたいというのも、この街で暮らすことを決めた理由の一つです。



本当は、海の側で暮らしたい。
本当は、自然を身近に感じて子育てをしたい。
本当は、庭のある広い戸建に住みたい。

この先、自宅で仕事をすることが普通になったら、思い描く暮らしを叶える街の選択肢は広がりそうです。

我が家では、“準備期間”としての賃貸暮らしをする中で、「この家のこんなところは便利だね」とか、「こんな過ごし方をしたいから、こういう風にしたい」といった会話が、日常の中で自然に交わされている気がします。

今回は、在宅ワークがキーワードでしたが、1日の中でキッチンに立つ回数が増えたり、同じ空間に家族が顔を揃える時間が長くなったり、おうち時間が増えたことで気づくことがたくさんあるのではないかと思います。
一度、ご家族で理想の暮らしや今の住まいに思うこと、お話ししてみてはいかがでしょうか。

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